GMOコインの取引所(現物取引)で取扱いがスタートしたOMG(オーエムジー)について解説
GMOコインとは16年10月に設立された国内の仮想通貨取引所で、金融庁から「暗号資産交換業者」としてライセンスを取得しています。GMOコインは「GMOクリック証券」など金融分野のサービスを展開している「GMOインターネットグループ」が運営を行っています。金融サービスのノウハウや堅牢なセキュリティ、管理体制で運用されており、GMOコインの口座数は46万件を越えています(21年11月末時点)。
1-2.GMOコインの特徴
①手数料が無料
②投資スタイルが豊富
③取扱銘柄数が豊富
④セキュリティが徹底している
⑤取引ツールが充実している
②OMG(オーエムジー)とは?
2-1.OMG(オーエムジー)の概要と沿革
OMGは元々、17年に「OmiseGo」として開発および運営が開始されました。20年6月1日に、OmiseGoから「OMG Network」という名称にリブランドが行われた後、21年にはOMG NetworkからBOBA Networkにサービスを移行しています。
2-2.OMG(オーエムジー)のスタッツ
- ティッカーシンボル・・・「OMG」
- 現在の価格(22年6月14日現在)・・・1.89ドル(約255.3円)
- 時価総額・・・約2.6億ドル(約358億円)
- 時価総額ランキング・・・100位
- 循環サプライ・・・約1.4億OMG
- 発行上限・・・約1.4億OMG
2-3.OMG(オーエムジー)の特徴
①サービスをBOBA Networkに移行済み
OMG Networkは21年に、そのサービスをBOBA Networkへと移行しています。
BOBA Networkとは、イーサリアムにおけるスケーラビリティ問題を解消することを目的とする「レイヤー2ソリューション」の提供を行っているプロジェクトで、OMG Networkの開発チーム「Enya」によって開発されました。
②BOBAトークンのエアドロップ
OMGは21年10月に、OMGの保有数に対して1OMG = 1BOBAという割合で、BOBA Network上で使用されている「BOBA」をエアドロップすることを発表し、国内の各取引所において、条件を満たしたユーザーに対してBOBAトークンが付与されました。現在のところ、BOBAはbitbank(ビットバンク)で取引可能となっています。
2-4.OMG(オーエムジー)の将来性
前述の通り、OMG Networkは21年にBOBA Networkへとサービスの移行を行っているため、現在OMGは具体的な使用用途が存在せず、資産としての保有が中心となっています。
そして22年現在、そのサービスをBOBA Networkに移行しているため、今後はBOBA Network上で利用されている独自トークンBOBAの影響を大きく受けることが予想されます。
学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
コインチェックとGMOコインどっちが良い?取扱い暗号資産や手数料、サービスを徹底比較
コインチェックは、マネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営する暗号資産取引所です。2014年創業のコインチェックは、ネム(XEM)の顧客資金流出事件をきっかけに企業買収により2018年4月にマネックスグループのメンバーとなっています。金融系システムセキュリティ対応や法務コンプライアンス体制の整備に取り組んでおり、現在までにコインチェックの本人登録済みのユーザー数は99万口座で国内No.1となっています(2020年7~9月期のマネックス決算報告より)。
1-2 GMOコインとは
GMOコインは、東証プライム上場のGMOインターネット株式会社のグループ会社であるGMOコイン株式会社が運営する暗号資産取引所です。FX取引高『世界第1位』※ファイナンス・マグネイト社調べ(2020年1月~2021年12月)のGMOクリック証券で培った金融サービスのノウハウが、GMOコインにも活かされています。暗号資産取引サービスにおいては、GMOコインは、販売所・暗号資産FXでの仮想通貨取引が可能となっています。
2 コインチェックとGMOコインの比較
2-1 取扱い銘柄の比較
2-2 取引方法の比較
コインチェック | GMOコイン |
販売所・取引所 | 販売所・暗号資産FX |
2-3 コスト面(手数料)の比較
両者の販売所は、実質的に 手数料を含んだ購入・売却価格を提示しています。販売所の売買価格差(スプレッド)は一般的に0.1% ~ 6.0% とされ、市況に応じて変化します。販売所は頻繁な売買には適していないので、長期投資目的で利用する場合に留めましょう。
コインチェック | GMOコイン |
販売所:スプレッド 取引所:無料 | 暗号資産取引のGMOコイン 販売所:スプレッド 取引所(現物取引):Maker:-0.01% Taker:0.05% |
2-4 アプリの比較
コインチェックもGMOコインも、スマホアプリ上で口座開設から入出金管理、暗号資産の取引まで完結できます。
GMOコインで購入したイーサリアムをメタマスクに送付する方法と注意点【仮想通貨ウォレットを使いたい方へ】
※2022年3月2日時点の情報です。最新情報に関しては公式サイトをご覧ください。
②代表的な仮想通貨ウォレット「Metamask(メタマスク)」とは
メタマスクではイーサリアム(ETH)やイーサリアム上で発行されたERC20トークン(BATやENJ)なども保管できます。また、イーサリアム仮想マシン(EVM)と互換性のあるAvalancheやPolygon、Binance Smart Chainなどのネットワークのデジタル資産も利用できます。
メタマスクの利用シーン
世界最大のNFTマーケットプレイス「OpenSea」を使用するには、デジタルアイテムや仮想通貨を格納するウォレットを接続する必要があります。そのためMetaMask(メタマスク)やCoinbase Walletなどをインストールし、仮想通貨取引所で購入したイーサリアム(ETH)を送付する、といった手順を踏みます。OpenSeaで取引が成立したNFTはメタマスクウォレットに転送され、保管できるという流れです。
③GMOコインからメタマスクへイーサリアムを送付する方法
①入出金画面
GMOコインにログインしたら、サイドメニューにある「入出金」項目の「暗号資産」を選択します。
暗号資産預入・送付のうち「送付」をクリックし、右上の「送付」資産から「イーサリアム」を選んだら、送付したい数量を入力します。
②宛先アドレスの登録
宛先アドレスは、「新しい宛先を追加する」から登録します。ここで一端、メタマスクの画面を見てみましょう。
メタマスクにログインすると、アドレスが表示されているので、クリックするとこれをコピーできます。 暗号資産取引のGMOコイン
コピーしたらGMOコインの画面に戻り、「イーサリアムアドレス」欄にペーストします。「ニックネーム」はご自身のわかりやすい文言で構いません。「登録」をクリックしたら、送られてくる承認メール中のURLをクリックすることで、宛先アドレスの登録が完了します。
③送付作業の完了
「宛先の選択」に登録したアドレスが表示されるので、これを選択します。先ほど指定した送付数量をチェックしたら2段階認証を入力し、最後に「確認画面へ」をクリックします。
「以下の内容で送付してよろしいですか?」という最終確認のポップが表示されるので、それでよければ「実行」をクリックします。無事に送付されたか、メタマスクの方で確認しましょう。
【今さら聞けない】GMOコインの暗号資産FXとレバレッジ取引の違いとは?
引用:https://coin.z.com/jp/corp/product/info/exchange/
自動売買(API)取引
GMOコインのレバレッジ取引では、APIキーの提供を行っており、APIを使った自動売買ができます。暗号資産FXについては、現物の売買ではなく、GMOコインの提示価格による相対取引なので自動売買ができません。
注文方法の種類
- 【暗号資産FX】成行・指値・逆指値・IFD・OCO・IFD-OCO
- 【レバレッジ取引】成行・指値・逆指値・FAK・FAS・FOK・FAK・SOK・FAK
ただし、「相場がこう動いたら、自動的に買い注文を出したい、でも別パターンなら売りたい」といった細かい条件を指定したい場合に、FAKやFASといった条件付きの注文が使えると良いでしょう。
両建て(りょうだて)とは、買いと売りの両方の建玉を持つ取引を言います。
ただし、買いと売り両方の建玉を持つため、取引コストも2倍となります。
取り扱い銘柄
- ビットコイン/円(BTC/JPY)
- イーサリアム/円(ETH/JPY)
- ビットコインキャッシュ/円(BCH/JPY)
- ライトコイン/円(LTC/JPY)
- リップル/円(XRP/JPY)
- ネム/円(XEM/JPY)
主要な暗号資産は、価格が上がり過ぎて手を出せないと言った方でも 暗号資産FXの、マイナーコインなら取引しやすいでしょう。
暗号資産FXはどういった人におすすめ?
それぞれの違いを踏まえて、GMOコインの暗号資産FXはどういった人と相性が良いでしょうか?
結論から言うと、様々な種類の暗号資産を積極的に取引を繰り返して、短期間で利益を得たい人に GMOコインの暗号資産FXと相性が良い でしょう。
こんな人はレバレッジ取引でOK
ビットコイン(BTC/JPY)
イーサリアム(ETH/JPY)
ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)
ライトコイン(LTC/JPY)
リップル(XRP/JPY)
様々な銘柄と言うよりは、主要暗号資産に的を絞っている方は、GMOコインはレバレッジ取引でOKです。
GMOコインの暗号資産FXを始めるには?
とは言え、実際に暗号資産FXを始めるには、どうすれば良いのでしょうか?まずは、大前提として GMOコインのアカウントが必須 です。
暗号資産FXの証拠金は「日本円」
なので、 暗号資産FXの取引を始めるには、証拠金の入金が必要です。
GMOコインは、GMOあおぞらネット銀行を含む、多くの銀行で24時間365日の即時入金に対応しています。
GMOコインの暗号資産FXはどこから始める?
ここからは「GMOコインの暗号資産FXのやり方が分からない!」といった方向けに GMOコインの暗号資産FXで注文を行うまでの流れを解説します。
(1)GMOコインの公式サイトからログインする
まずは、GMOコインの公式サイトからログインしましょう。右上の「ログイン」をクリックします。
GMOコインに登録している「メールアドレス」と「ログインパスワード」を入力してとログインボタンをクリックしましょう。
(2)暗号資産FXの取引画面を開く
GMOコインの会員ページにログインしたら、右側のメニューから「暗号資産FX」をクリックしましょう。暗号資産FXの取引画面に移ります。
(3)暗号資産FXの注文画面
- 【銘柄名】BTC/JPYなどの注文したい銘柄を選択
- 【スピード注文・通常注文】スピード注文(成行)と通常注文(成行以外)の切り替え
- 【ポジション確認】既存の建玉(ポジション)のステータスが表示
- 【取引数量】注文したい数量を入力
- 【許容スリッページ】約定価格の誤差を許容する範囲を設定
- 【両建】両建て取引を行う場合にチェックを入れる
注文内容を入力したら、売り注文は青色の「BID(売)」を、買い注文は赤色の「(買)ASK」を押せば発注完了です。
通常注文の画面では、上記の様に表示されます。
- 【銘柄名】BTC/JPYなどの注文したい銘柄を選択
- 【スピード注文・通常注文】スピード注文(成行)と通常注文(成行以外)の切り替え
- 【注文方法】5種類の注文方法を切り替えられます。
- 【売買区分】売→売り注文・買→買い注文
- 【取引数量】注文したい暗号資産の数量を入力
- 【許容スリッページ】約定価格の誤差を許容する範囲を設定
暗号資産FXとレバレッジ取引の違い まとめ
今回は「【今さら聞けない】GMOコインの暗号資産FXとレバレッジ取引の違いとは?」のテーマでした。
- GMOコインでは「暗号資産FX」と「レバレッジ取引」の両方を取り扱っている
- 「板情報・マイナス手数料(Post-Only)・自動売買(API)・注文方法・両建て・取り扱い銘
- 柄」が暗号資産FXとレバレッジ取引の違い
- レバレッジ取引は取引所ベース、暗号資産FXはGMOコインとの相対取引
- 幅広い銘柄を取引するなら暗号資産FX、主要の銘柄だけならレバレッジ取引が◎
まずは口座開設
\今すぐに仮想通貨投資を始めるなら/
✓ 最短当日 で投資を始められる
✓ 説明なし で使えるアプリ
✓ビットコイン取引量国内 No.1
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
GMOコイン
MAStand
GMOコイン
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GMOコイン
GMOコインのつみたて暗号資産はおすすめ?仮想通貨の積立投資のメリデメ・手数料・評判・注意点を徹底解説!
ドルコスト平均法とは
常に相場に張り付いていなくても良い
少額から始められる
積立のデメリット・リスク
・手数料がかかる
・効率が悪くなる場合がある
・相場観がつきにくい
手数料がかかる
効率が悪くなる場合がある
分散投資のデメリット
相場観がつきにくい
仮想通貨の積立投資がおすすめなのはこんな人
・仮想通貨を長期で保有したい人
・少しずつ仮想通貨の保有量を増やしていきたい人
・常に相場を見ているのが難しい人
・価格の上がり下がりで精神負担を負いたくない人
・時間の分散投資を行ってリスクを減らしたい人
取引所名 | 手数料 | 仮想通貨数 | 途中解約 | 最低金額 |
---|---|---|---|---|
GMOコイン | スプレッド手数料のみ | 18 | いつでも | 500円 |
コインチェック(Coincheck) | スプレッド手数料のみ | 16 | いつでも | 1万円 |
bitFlyer(ビットフライヤー) | スプレッド手数料のみ | 15 | いつでも | 1円 |
GMOコインのつみたて暗号資産とは
項目 | つみたて暗号資産 |
---|---|
対応仮想通貨数 | 18 |
手数料 | 無料(スプレッド) |
積立日 | 毎日or毎月10日 |
途中解約 | いつでも(受付時間内) |
最低積立金額 | 500円 |
サイト内積立てRNK | ![]() 第2位 |
・積立手数料無料で仮想通貨を積み立てることができる
・最低積立金額が500円で少額から始められる
・国内取引所では珍しい「ポルカドット(DOT)」などに対応
特徴1「積立手数料無料で仮想通貨を積み立てることができる」
特徴2「最低積立金額が500円で少額から始められる」
特徴3「国内取引所では珍しい「ポルカドット」などに対応」
つみたて暗号資産のやり方
1 口座開設(開設費は無料)
2 本人確認書類(運転免許証など)をオンラインで送る
3 本人確認審査が完了
4 日本円を銀行振込みなどで入金(振込み手数料などがかかる場合あり)
5 つみたて暗号資産に申請する
つみたて暗号資産を行う前に行わなければならないこと
1 アカウント作成/口座開設/会員登録
2 本人確認の完了
3 日本円の入金
アカウント作成/口座開設/会員登録
GMOコイン操作画面(https://coin.z.com/jp/)
GMOコイン操作画面2(https://coin.z.com/jp/)
本人確認書類の提出
日本円を入金する
即時入金 | 振込入金 | |
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銀行口座 | 入金口座 | 指定の銀行 |
無料 | 手数料 | 銀行所定の手数料 |
即時 | 反映時間 | 銀行所定の振込時間 |
999,999円〜10,000,000円 | 暗号資産取引のGMOコイン上限金額 | 無制限 |
7日間送金不可※ | 送金制限 | なし | 暗号資産取引のGMOコイン
GMOコイン操作画面3(https://coin.z.com/jp/)
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