アルファベット3文字の投資用語がわからない…大事なのだけ覚えましょう
浦上
こんにちは。企業の研究職として働きつつ、 投資11年で1100万円 を稼ぎだした浦上といいます。
だいたい アルファベット3文字 EPS(1株当たり利益)とは の略称です。
株価を予想する上で重要な指標 になります。
知らなきゃ 全然 何のことかわからない。。
この記事を読めば 株を選ぶ上で重要な投資用語の意味がわかります。
1.重要な投資用語3選
重要度が高い投資用語を3つ選びました。
EPS、PER、ROEの3つです。
1-1.EPS
EPSは、Earnings Per Shareの略です。
日本語だと1株当たり利益といいます。
EPS = 純利益 ÷ 発行済株式数
このEPS(1株当たり利益)は企業の成長を知る上で役立ちます。
企業の成長は 売上高 で見ることが多いです。
経済ニュースで「増収」と言えば良い事。
ただ、売上高だと 赤字 なのに増えたりします。
株価も上がるとは言えません 。
株価に影響するのは純利益の方です。
株価は半分 です。
その発行株式数の影響をなくしたのがEPS(1株当たり利益)です。
だから、企業の成長から株価を予想するにはEPSの方が役立ちます。
このEPSで株価を割った数字が
次に説明するPERです。
PERに何の意味があるかも次で説明します。
1-2.PER
PERは、Price-Earnings Ratioの略です。
直訳したら株価-利益比率。
でも通常日本語では株価収益率といいます。
PER = 株価 ÷ EPS(1株当たり利益)
PER(株価収益率)は今の株価が利益の何倍かということです。
通常はPERが高いほど人気のある企業だと考えられます。
成長して株価が上がると思われている
PERも高くなるということです。
株価が下がる と思われている企業は
PERが低くなります。
平均的なPERは15~20倍くらい。
だから、基本的にPERは同業他社と比べなくてはいけません。
PERが100倍とかなら人気があり、
10倍 とかであれば人気がないと言えます。
そして通常、PERが低くて人気がない銘柄の方が良いとされます。
良いというのは、 株価が上がる可能性が高い という意味です。
PERが高い企業はすでに株価が成長を織り込んでいます。
大きく下落する危険性 があります。
EPSが年々上がっている成長企業の中から、
PERが低い企業を見つけたら、
「 買い 」
次に説明するのはROEという指標です。
1-3.ROE
ROEは、Return On EPS(1株当たり利益)とは EPS(1株当たり利益)とは Equityの略です。
日本語では自己資本利益率といいます。
ROE = 純利益 ÷ 純資産(自己資本)
つまりROE(自己資本利益率)は、
資産からどれだけ利益を生み出せるか
ROEを掛ければ、
もちろん 数字上 の話です。
ただ、 ROEが高い方が良い ということはお分かりいただけると思います。
株を選ぶのに実際にどう使うか?
2.この投資用語の利用法
これらの指標を調べる方法
2-1.調べる方法
2-1-1.会社四季報
日本企業を調べるなら会社四季報です。
無料で5年分のEPSがわかります。
PERも見られ、有料会員になるとROEも見られます。
ただ、 浦上は有料会員になったりしたことはありません。
楽天だけでなく、 ネット証券ならだいたい四季報は見られます。
だから、まずは自分の証券会社で四季報が読めるかをチェックしてください。
(ちなみに、楽天証券なら日経新聞も読めます)
2-1-2.Valueline
15年分のEPS、PERが見れ、
10年分のROEが見れます。
ただ、 有料 です。
最低でも 年2万円 くらい要ります。
でも、2万で見られるかは教えてもらえず、 もっと高いプラン を勧められただけでした(^^;
ただ、無料で見られる企業もあります。
NYダウに入っている30社です。
2-1-3.Gurufocus
日本とアメリカ両方の投資情報が見られます。
EPS、PER、ROEなら10年分です。
ただ、 年会費が高いです(^^;
最初は 証券会社の四季報情報を無料で見る のが無難です。
個別企業の株で浦上は 年20%くらいのリターン 。
2-2.使う方法
値上がりする銘柄を見つけること。
- EPSが右肩上がり
- PERが同業他社より低い
- ROEが同業他社より高い
私は、企業への株式投資は投資資産の2割に留めています。
残りの8割はインデックス投資です。
通常、個人投資家がインデックス(株価指数)に勝つのは とても難しい 。
ただ、インデックス投資はほったらかしの投資法になります。
逆に言えばヒマなんです(^^;
プロの投資家の8割はインデックスに負ける。
別に退屈でもお金が増えるならいい。
逆にヒマな方が別の事できるし。
その数字が株を選ぶために利用できます。
ただ、どちらかというと買いたい企業の株がある場合に使います。
本当にその株を買って大丈夫か?
でも 儲けたい 気持ちだけで、数値だけ見て株を買うのは危険です。
情報に振り回されず自分で株を選ぶ方法です。
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2 件のコメント
アルファベット3文字の略称って苦手ですね。
UFJ銀行が出来た時、なかなか言えない人が多いようでした。
特に年齢が高い人が言いにくそうでした。
ユニバーサルスタジオのUSJと言い間違えそうな名前です。
EPSは、「アーニング パー シェアー」
の略なんですね。 「1株当たり利益」の意味ですか。
PER「プライス アーニング レーシオ」「株価収益率」
「株価÷EPS」で「株価収益率」を出すので最初の言葉EPSも出てきますね。
PER(株価収益率)は、EPS(1株当たり利益)とセットで暗記する言葉なんですね。
ROE「リターン オン エクイティー」=「自己資本利益率」難しい・・・(^_^;)
楽天ふくみネット証券で無料で観られる「四季報」は
EPSやPERのみでなく「ROE(自己資本利益率)」も
閲覧できるんでしょうかね??
四季報オンラインで有料にしてる「ROE「自己資本利益率」」まで
タダで観られるとしたら凄いですね。
UFJ銀行のUFJってどんな意味かそういえば知らなかったです(笑)
調べてみたらUnited Financial of Japanなんだそうです。
こういう略称は調べてもイマイチわからないですよね(^^;
日本語だと長くなるし、英語だとよくわからないし。
慣れたらアルファベットでも覚えてしまいますけれど。
EPS(1株当たり利益)とは
で、1位とか2位のブログはどんな凄いことを書いているんだろうと、覗いてみたら、本当に凄いことになっていました!その内容が大事件なんです!
日経平均が、23000円台から16500円割れるまでずっと買い煽っていた同業者のブログが、日経平均が20000円を超えるあたりから、「20000円は流石に高過ぎるのでは?」とか売り煽っていて、さらにビックリするのは、EPS算出方法も知らない無知さを拡散しているではないですか。はっきり書きますが、こんな無知の拡散は、信じてしまった人たちが大やけどするんじゃないかと思うので、使命感を持ってEPS算出について書きたいと思います…rinkingヒント
まず、EPSとは何かから解説します。EPSとは、Earnings Per Shareの略で、日本語では「1株当たりの純利益」と訳されます。つまり、EPSは、1株当たりの最終的な当期純利益がどの程度なのかを示すもので、企業の収益力を判断する際に活用されます。何となく難しくなりましたが、要はEPSとはその企業の利益を発行株で割ったもので、高くなると好業績、低くなると業績悪化と「単純には」評価するのです。※あえて単純にはと書いています。
ブログランキングに上位にある素人氏の相場観ブログでは、「決算シーズンを迎える前はEPSは1500円あったのですが、今やその三分の一程度まで落ちているのです。普通に考えれば225も三分の一の値段になっていてもおかしくないのですけどね。」と堂々と書かれていますが、この考え方は非常に危険な考え方であることを解説したいと思います。
ご覧いただけましたでしょうか。
(おっと、投資TUBEのチャンネル登録していない方は、是非登録してください。毎日の動画更新が通知として届きますので)
動画を見ていただいた方お判りでしょうが、つまり、今の相場では、むやみにテクニカルやファンダメンタルでやるのではなく、市場の金の流れをしっかり分析して、投資をすることが重要なのです。
で、気になるのが、いつまで、どこまで日経平均が上がるのかということでしょう。何度も日々の動画も紹介していますが、Fed相場です。誰が何と言おうと、お金の価値を引き下げる世界政策の渦中です。誰が反論をしても、何を言おうともこの流れは変わりません。当然、あるポイントでその流れは変わるでしょうが。アイリンクインベストメントでは、この件について、どう考えていくのか考える力とその材料をしっかり提供しております。皆様には、いったんEPSとかPERということをいったん隅に置いて、再考することをやってみてください。
さて、最後に、ブログランキングには、TOPIXの上位節目をひとつご紹介したいと思います。「わたしに係わる投資家の方だけ」に幸がありますように・・・続きはランキングで
Twitterフォロワー数8万人の現役サラリーマン投資家が実践するリスク回避テクニック
【株価収益率(PER)とは?】
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この記事の著者
難しく捉えられがちなお金の話を、より身近に、よりわかりやすく、読者が自分事として捉えられるようにすることを、くらしの経済メディア 「MONEY PLUS」は目指しています。私たちの人生に欠かせないお金の情報を日々の生活やライフイベントと関連付けて発信していきます。
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マネックス証券 チーフ・FXコンサルタント兼マネックス・ユニバーシティ FX学長
大手の投資情報ベンダーの編集長、社長などを歴任するとともに、著名な国際金融アナリストとしても活躍。 2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊、2016年トランプ・ラリーなどマーケットの大相場予測をことごとく的中させ、話題となる。 機関投資家に対するアナリストレポートを通じた情報発信はもとより、近年は一般投資家および金融機関行員向けに、金融リテラシーの向上を図るべく、「解りやすく役に立つ」事をコンセプトに精力的に講演、教育活動を行なう。 2011年からマネースクエアが主催する投資教育プロジェクト「マネースクエア アカデミア」の学長を務める。2019年11月より現職。 書籍執筆、テレビ出演、講演等の実績も多数。
「美しすぎる金融アナリスト」として話題となり、全国各地で個人投資家向けセミナーやIRセミナーに登壇。投資教育をライフワークとしている。 ZAI、SPA、マイナビ、FX攻略.com、DIME、ワッグルなどメディア掲載、連載の実績も多数。IRセミナーの構成作家やプロデュースも手がける。著書に『最強アナリスト軍団に学ぶ ゼロからはじめる株式投資入門 』(講談社)、『はじめての株価チャート1年生 上がる・下がるが面白いほどわかる本』 (アスカビジネス)がある。 タレントとしてはNHK eテレ「イタリア語会話」のほか、au・東芝エレベーターなどのCMや大河ドラマ出演など出演多数。現在も第一三共株式会社のキービジュアルなどを務める。
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米国株のスクリーニング方法 おすすめの絞り込み条件を解説
▼スクリーニングによく使われるファンダメンタル項目
・ROE(自己資本利益率)⇒ 日本語訳ページでは「株主資本利益率」
・PER(株価収益率) ⇒ 日本語訳ページでは「P/E」
・PBR(株価純資産倍率) ⇒ 日本語訳ページでは「P/B」
・四半期ごとのEPS成長率 ⇒ 日本語訳ページでは「EPS成長率qtroverqtr」
・四半期ごとの売上成長 ⇒ 日本語訳ページでは「qtrに対する売上成長qtr」
・EPS成長率1年変化 ⇒ 日本語訳ページでは「来年のEPS成長率」
▼スクリーニングによく使われるテクニカル項目
・RSI(相対力指数)⇒ 日本語訳ページでは「RSI」 EPS(1株当たり利益)とは
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・ROE(自己資本利益率)⇒ 日本語訳ページでは「%株主資本利益率」
・PER(株価収益率) ⇒ 日本語訳ページでは「現在の株価収益率」
・EPS成長率1年変化 ⇒ 日本語訳ページでは「EPS成長1年」
・配当利回り ⇒ 日本語訳ページでは「配当利回り」
手順1.Google Chromeでfinvizを開き、日本語ページに変換する
手順2.「全て」のタブを選び、必要な項目と数値を選択します。
①銘柄スカウター米国株(マネックス証券)
②米国株スクリーナー(SBI証券)
④ワールドストックチョイス(WSC)
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成長性(キャッシュフロー、EPSなど)
キャッシュフロー
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自己資本比率
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PER(株価収益率)
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- PER=3,000円÷300円=10倍
- 割安
- この企業のEPSは何でしょう? EPS(1株当たり利益)とは
- この企業のPRは何倍でしょう?
- この企業の株は割安でしょうか?割高でしょうか?
- EPS=5,000万円÷100万株=50円
- PER=1,000円÷50円=20倍
- 割高
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