MACDの使い方。第1話。
MACD(マックディー)MACDの使い方 とはMoving Average Convergence/Divergence Trading Methodの略称 です。 日本語訳では「移動平均収束拡散手法」とも言われます。
テクニカル分析の世界的権威であるジェラルド・アペル氏が1960年代に考案しました。
MACDとは一言で言えば、 移動平均線の短期線と長期線を使い、買いか売りかの判断を行うツール です。
EMA(指数平滑移動平均線)と呼ばれるものです。
チャート上へ表示するとこのように、だいたいチャート画面下部へ表示されます。
MACDは種類によってMACDとシグナルの2ラインが表示されるタイプや、上図のように短期線、長期線、シグナル(MACDヒストグラム)の計3種類が表示されるタイプなどFX会社のチャートによって様々な表示形式があります。
MACDの設定方法
基本設定は以下の通りです。
≪MACDのパラメーター≫
短期線= EMA12
長期線= EMA26
シグナル(MACDヒストグラム)= 9
ただ、 MACDを始めて使う方は上述の12、26、9のパラメーターで良い と思います。
MACDのトレード活用法
MACDの短期線と長期線の動き
短期線と長期線は移動平均線(MACDの使い方 EMA)です。
≪ポイント1≫
・買いシグナル=長期線を短期線が下から上へと突き抜けた時( ゴールデンクロス )
・売りシグナル=長期線を短期線が上から下へと突き抜けた時( デッドクロス )
それが、 シグナル(MACDヒストグラム)の基準線(=0地点) です。
つまり、「短期線と長期線が0地点の上(プラス圏)で推移しているのか?それとも0地点より下(マイナス圏)で推移しているのか?」というポイントも見てください。
≪ポイント2≫
・プラス圏= 買い優勢(強気相場)
・マイナス圏= MACDの使い方 売り優勢(弱気相場)
プラス圏(強気相場)での買い(順張り)なのか、売り(逆張り)なのか、またはマイナス圏(弱気相場)での売り(順張り)なのか、買い(逆張り)なのか、ということです。
具体的な利用シーン(逆張り)
今回は下落トレンドに対してショートエントリー(売り)で入るパターンです。
【FX】MACDとRSIのトレード手法はめっちゃ機能する【理由:勝てる】
売りエントリー【基本のMACDとRSIのトレード手法】
エントリー根拠
- 1:価格が上げ止まった(ダウ理論)
- 2: RSI の買われすぎサイン
- 3: MACD のデッドクロス(売りサイン)
今回のポイントは、 ダウ理論である高値の更新をせず、上げ止まった後に『 RSI と MACD』 に売りサインが点灯したとこです。
さらに、チャート形状は ダブルトップ といってトレンド転換する際にあらわれるチャートパターンとなって、根拠増しといった感じになりました。
【初心者向け】ダウ理論とは?【超わかりやすく解説】
2:トレンド転換を見極めるMACDとRSIのトレード手法
2 つ目は、 トレン ド転換を見極める MACD と MACDの使い方 MACDの使い方 RSI のトレード手法になります 。
この手法は、主にトレンド転換を狙った逆張りトレードになり、うまくトレンドの終焉を狙うことができれば大きな値幅が取れます。
エントリールール
- MACD のダイバージェンス確認
- RSI のダイバージェンス確認する
- 価格の切り下げ(上げ)確認(ダウ理論)
上記が、 『トレンド転換を見極める MACD と RSI のトレード手法』 のルールになります。では、実際のチャートをみてみましょう。
売りエントリー【トレンド転換を見極めるMACDとRSIのトレード手法】
トレンド転換を見極めるMACDとRSIのトレード手法
エントリー根拠
- 1:MACD のダイバージェンス
- 2: RSI のダイバージェンス
- 3:意識される抵抗帯を下にブレイク
- 4:レジサポ転換をした
今回のポイントは、『 MACD や RSI のダイバージェン スの売りサインのみ』で、エントリーしていないとこです 。 MACDの使い方
というのも、直近までは 上昇トレンド なので、早とちりなエントリーは 無 駄な損 切りにつなが ることが多いから。
『ダイバージェンス=トレンド終了の示唆』 のサインではあるが、トレードにおいて1つのサインだけで判断するのではなく、エントリー根拠を増やすことは超重要です。
ちなみに値動きが少ないレンジ相場であれば、 MACD や RSI のダイバージェンスの単体の根拠だけのエントリーは全然あり。
3:トレンドの波に乗るMACDとRSIのトレード手法
3つ目は、 トレンドの波に乗る MACD と RSI のトレード手法になります。
この手法は、主にトレンドの波に乗る順張りトレードになり、うまくトレンドフォローができれば短時間で、大きな利益が取れます。
エントリールール
- MACD MACDの使い方 のヒドゥンダイバージェンス確認する
- RSI のヒドゥンダイバージェンス確認する
- 価格の切り下げ(上げ)確認する(ダウ理論)
これが、 【3:トレンドの波に乗る MACD と RSI のトレード手法】 のルールになります。
では、実際のチャートを見てみましょう。
買いエントリー【トレンドの波に乗るMACDとRSIのトレード手法】
トレンドの波に乗るMACDとRSIのトレード手法
MACDの使い方 エントリー根拠
- 1: MACD のヒドゥンダイバージェンス MACDの使い方
- 2: RSI のヒドゥンダイバージェンス
- 3:安値の切り上げ(ダウ理論)
- 4:レジサポ転換
今回のポイントは、 MACD と RSI のヒドゥンダイバージェンスが発生したと同時に、レジサポ転換も確認でき、 RSI 単体でも売られすぎサインが点灯していたとこです。
押し目で買うことが苦手なトレーダーは多くいますが、しっかりとしたエントリー根拠があれば自信を持って順張りトレードができます。
エントリーの際は、 複数の根拠 を探すことを心がけてください。
【おまけ】ダイバージェンスの複合トレード手法
おまけ枠で、 ちょっと応用した MACD と RSI のトレード手法を紹介します。
とはいえ、ルールは変わりません。ただのダイバージェンスの 複合的な考え方 といった感じ。
ダイバージェンスの複合トレード
エントリー根拠
- 1: MACD のダイバージェンス確認(赤丸)
- 2: RSI のダイバージェンス確認(赤丸)
- 3:青丸部分での価格の下げ止まり(ダウ理論)
- 4: MACD のダイバージェンス確認(青丸)
- 5: RSI のダイバージェンス確認(青丸)
上げトレンド中で点灯する『下げサインのダイバージェンス』は基本的にトレンドに対した逆張りになるので、上記のような安値を更新せずに下げ止まることがよくあるんです。
ちなみに今回は、下げサインのダイバージェンスからの、上げサインのダイバージェンスの発生でしたが、トレンドが強いと、下げサインのダイバージェンスからの上げサインのヒドゥンダイバージェンスの発生とかもあります。
以上が、 MACD×RSI のトレード手法になります。
MACD×RSIのトレード手法の注意点
MACD と RSI のトレード手法を使うにあたって、 2 つ注意 してほしいことがあります。
- 1:サインを絶対に盲信してはダメ
- 2:迷った時のエントリーは控えよう
1:サインを絶対に盲信してはダメ
今回紹介した MACD と RSI のトレード手法以外にもいえますが、 エントリー根拠がいくら硬くても、サインを盲信することはやめましょう。
サインを絶対に盲信してはダメ
チャートを見てわかる通り、ダイバージェンスが連発していますが、全て跳ね返されて上昇しています。
相場に 100% なんてことはないので、様々なシナリオも想定してトレードをしていきましょう。
2:迷った時のエントリーは控えよう
例えば
- MACD はダイバージェンスしているのに、 RSI はダイバージェンスしていない
- チャートは下がりそうだけど、 MACD と RSI MACDの使い方 が微妙な動きになっている
上記は、ただの一例ですが迷った場面に遭遇した時はエントリーを控えることがおすすめ。経験上、微妙なサインでの妥協したエントリーは大体負けますw
利益確定と損切りについての考え方
トレードするにあたって、 利益確定と損切りの考え方について 3 つ覚えてほしいことがあります。
- 1:損切りは意識される価格帯と少しずらす
- 2:ビビってチキン利確と損切りしない
- 3:損大利小であれば、勝率90%でも負ける事実
多くのトレーダーは、『手法』ばかりを重要視して『利益確定』と『損切り』などの資金管理を軽視しがちですが、ぶっちゃけ超重要です。
では、 1 つずつみていきましょう。
1:損切りは意識される価格帯と少しずらす
なぜかというと、意識される価格帯には多くのトレーダーの注文が集中している箇所なので、反転する確率も高いから。
たまに、レジスタンスラインやサポートラインにぴったりに損切り注文をしている人もいますが、狩られる可能性も高くなるので 『ずらす』 を意識してみてください。
2:ビビってチキン利確と損切りしない
- とりあえず負けるのが嫌だから、根拠なしで利益確定をする(チキン利確)
- エントリー後、予想と反対に少し動いただけで怖くて損切りする(チキン損切り)
こんな感じで、明確な根拠なしの『チキン利確』や『チキン損切り』は NG です。これを繰り返していると、いつか 大きく負ける のがオチ。
もう一つの理由が、無計画で勝てるほどトレードは甘くないからです。
ぶっちゃけ、ネットなどでたまにみる『勝率 99 %』『一日 5 分であるサインだけで勝てる』なんかの広告は嘘です。
とはいえ、どの勝ちトレーダーも始めは負けまくっています。継続こそが勝ちトレーダーへの唯一の道です、頑張りましょう。
3:損大利小であれば、勝率90%でも負ける事実
損大利小トレードをしてしまえば、勝率 90 %でも負けます。
このように、損大利小だといかに勝率がよくても負けます。
例えば
- ①:1万円勝ち
- ②:1万円勝ち
- ③:1万円勝ち
- ④:1万円勝ち
- ⑤:1万円勝ち
- ⑥:1万円勝ち
- ⑦:1万円勝ち
- ⑧:1万円勝ち
- ⑨:1万円勝ち
- ⑩: 15万円負け
損大利小の例ですが、このように 10 回中9回勝って 『勝率90%』 としても、 1 回の負けで負け越します。
逆に、『損大利小』ではなく、『損小利大』なトレードができれば 『勝率 10% でも勝てる』 のです。
まとめ:トレードは優位性が重要です
以上が、 RSI と MACD のトレード手法についてでした。
トレードルールも重要ですが、エントリー根拠を多く見つけ、優位性が高いトレードをすることが、重要なことを理解いただけたと思います。
MACDの実用的な使い方をわかりやすく解説
EA検証
この記事でわかること
テクニカル分析の指標はたくさんありますがそれぞれの指標に 得意なチャートの形 、 苦手なチャートの形 がありますので実際に見ていきましょう。
MACDはテクニカル分析のなかでトレンド系に分類されます
テクニカル分析とは
過去の値動きからトレンドやパターン、時系列などを分析し 今後の値動きを予想する手法 です。
トレンド系とは
上昇トレンドであれば買い、下降トレンドであれば売りという 順張りの手法が得意 な指標です。
オシレーター系とは
「買われすぎているから売り」や「売られすぎているから買い」といった 逆張りの手法が得意 な指標です。
MACDの見方
MACDは長短2つの移動平均の差を1本のラインで表した MACDライン とMACDラインの値をさらに指定した期間での平均値を示す シグナルライン の2本のラインが表示されます。
売買タイミング①ゴールデンクロスとデッドクロスで逆張り
ゴールデンクロスとは
デッドクロスとは
MACDを使ったトレードでは、 ゴールデンクロスで「買い」デッドクロスで「売り」 が基本の取引方法になります。
また、 交差角度が大きいほど(山と谷が深いほど)正確性が増す MACDの使い方 と言われています。
売買タイミング②ダイバージェンス
ダイバージェンスとは
実際の通貨の価格とMACDの値が逆行している現象のことを ダイバージェンス といいます。
通常、価格が上がればMACDの数値は上がっていきますが稀に 高値を更新したのにMACDの数値が下がっている という現象がおこります。
原因は急激なトレンドの発生と言われていますが、ダイバージェンスが起これば トレンドの転換点 の可能性が高まります。
MACDの使い方
「ヘッドアンドショルダーについて知りたい!」
「ヘッドアンドショルダーってどう活用するの?」
ヘッドアンドショルダーは、数あるチャートパターンの中でも、 最も信頼性の高い形の1つ と言われています。
そのためチャート上で発見できれば、絶好のトレードチャンスになります。
ですが注目度が高いチャートパターンだけに、ダマシが多いことでも有名です。単純にチャートの形ばかり意識しても、勝率を上げるのは難しいでしょう。
そこでこの記事では、トレード歴10年目の私が、ヘッドアンドショルダーでのダマシを回避するコツについて解説します。
この記事を読めば、ヘッドアンドショルダーの使い方や、勝率アップの方法がわかるようになります。
ヘッドアンドショルダーとは?
ヘッドアンドショルダーとは、 三つの山で形成されるチャートパターン のことです。
チャートの形状を、人の頭(ヘッド)と肩(ショルダー)に見立てて、そのように呼ばれています。
上の図解のように天井圏(トップ)に現れるのを『 ヘッドアンドショルダートップ 』呼び、上昇トレンドが下降トレンドに転換する可能性が高くなります。
ヘッドアンドショルダートップは、別名『三尊天井』とも呼ばれているので覚えておきましょう。
視覚的にも相場の反転がわかりやすいため、多くのトレーダーが注目しているチャートパターンです。
ヘッドアンドショルダーズボトム
ヘッドアンドショルダートップの形を逆さにしたのが、『 ヘッドアンドショルダーズボトム 』です。別名『逆三尊』とも呼ばれます。
ヘッドアンドショルダーが天井圏で現れるのに対し、ヘッドアンドショルダーズボトムは大底圏(ボトム)に出現します。
下降トレンドからの反転を示すチャートパターンです。
ヘッドアンドショルダー予測が機能する理由
ヘッドアンドショルダーは信頼性が高い
ヘッドアンドショルダーは、数あるチャートパターンの中でも 信頼性の高いチャートパターン です。
なぜなら、多くの人が注目するチャートパターンで予測通りに相場が動きやすいからです。
例えば、ヘッドアンドショルダーで「買いのサイン」が出た場合、多くの人が注目しているため買う人が必然的に多く値動きが予測通り上昇しやすいのです。
① 上値が重たくなり、高値更新に失敗する
② ネックラインを割り込み、決済を誘発する
ここからヘッドアンドショルダートップを例にして解説しますが、ヘッドアンドショルダーボトムも上下が逆さになっただけで考え方は同じです。
① 上値が重たくなり、高値更新に失敗する
ヘッドアンドショルダーの形状ができるときは、 高値を切り下げた状態 になっています。
上昇トレンド中に、今まで高値を更新し続けた値動きが失敗したというわけですね。
このように、利確と新規ポジションの売りが増えるので、より予測通りに機能しやすくなるのです。
② ネックラインを割り込み、決済を誘発する
ネックラインを割り込むころには、 さらに売りの圧力が強まります。
というのもネックラインを割ると、高値と安値を切り下げることになり、下降トレンドが始まる傾向が高いからです。
そのためネックラインには、「買いポジションの利確・損切り」と「新規の売りポジション」の注文が集中してい
ヘッドアンドショルダーの見極め方
ポイントは「 ネックライン 」です。
ヘッドアンドショルダーの定義はネックラインにあり
ヘッドアンドショルダーの定義は、2つの肩と1つの頭で構成されていることですが、 ネックラインが引けるかどうかも重要なポイント です。
なぜならネックラインがきれいに引けない場合、トレーダーたちの注文をだすポイントがバラバラになり、想定通りの値動きになりにくいからです。
誰もが意識するネックラインを引けてこそ、大きな動きにつながりやすいと覚えておきましょう。
ヘッドアンドショルダーの実例つき見極め方
相場では、色々な形のヘッドアンドショルダーが出現します。
下のチャート図は、バランスよく3つの山で形成されたヘッドアンドショルダーです。
多くのトレーダーが意識する、ヘッドアンドショルダーの理想的な形といえます。
次のチャート図のへッドアンドショルダーは、1つ目と3つ目の山の高さが同じ価格水準といえるか、また、ネックラインもナナメで、見る人によって判断が分かれる形です。
このようにネックラインがナナメだったり、肩がそろわないときでも、パターンが完成していると認識されるときがあります。
ヘッドアンドショルダーを用いた取引
エントリーや損切りポイントの明確さ も、チャートパターンを使うメリットのひとつです。
ヘッドアンドショルダーでのエントリーポイント
ヘッドアンドショルダートップでのエントリーポイントは、次の3つが基本となります。
① ネックラインをブレイクしてから の『売り』エントリー
② ブレイク後の押し目から の『売り』エントリー
③ ヘッドアンドショルダーの成立を狙った 『売り』エントリー
ヘッドアンドショルダーボトムの場合は、逆さになるため『買い』でエントリーします。
①ネックラインをブレイクしてからのエントリー
一番シンプルなのが、 ネックラインをブレイクしてからエントリーする方法 です。
ネックラインをローソク足実体で抜けたら、次の足で『売り』でエントリーします。
②ブレイク後の押し目からのエントリー
押し目を待ってからエントリー するメリットは、損切り幅を小さくできる点です。
価格が、ネックライン付近まで戻ってくるのを待って『売り』エントリーします。
③ヘッドアンドショルダーの成立を狙ったエントリー
ヘッドアンドショルダーを活用した取引で、 最も利益を見込めるエントリーポイント です。
ただしパターンがまだ完成しておらず、 リスクの高いエントリー方法 となります。
ヘッドアンドショルダーで意識する損切り・利確ポイント
【損切りポイント】
肩(ショルダー)の少し上(チャート図『損切りポイント①』)、もしくはネックラインの上(チャート図『損切りポイント②』)
【利確ポイント】 MACDの使い方
頭(ヘッド)からネックラインまでと同じ値幅(チャート図『決済ポイント』)
損切りを一番置きやすいポイントは、 肩(ショルダー)の少し上 、というのも明らかに高値と認識できるので、抜けるとトレンドが終了と判断できるからです。
一方、ネックラインの上の部分に置いた場合、リスクを抑えられますが、その分損切りにかかりやすくなります。
利確(決済)ポイントは、 頭(ヘッド)からネックラインまでと同じ値幅 が一般的です。
ダマシを回避して勝率を上げる5つのコツ
ヘッドアンドショルダーは信頼性の高いチャートパターンですが、 必ず勝てるというものではありません。
特に相場では『 ダマシ 』がよく起こります。
・ネックラインの角度に注意する
・大きいトレンドへのフォローを心がける
・上位足のMACDのシグナル転換
・大きな時間足のパターンに注目する
・パターンを形成している支持抵抗の強さをみる
ネックラインの角度に注意する
ネックラインの角度には十分に注意してください。
なぜなら、ネックラインの角度によって、エントリーのしやすさが変わってくるからです。
一方、急角度の右肩上がりや右肩下がりのネックラインだと、エントリーの判断もトレーダーによって変わるため、素直な値動きとはなりません。
勝率を上げるためにも、ネックラインを意識して見るようにしましょう。
大きいトレンドへのフォローを心がける
エントリーするときは、 上位足のトレンド方向を意識してください。
日足や4時間足などの上位足のトレンド方向に逆らったエントリーでは、反発にあって負けやすいからです。
仮に日足が上昇トレンドであれば、15分足のヘッドアンドショルダーズボトムを狙うといった具合に、トレンド方向へのエントリーを心がけましょう。
上位足のMACDのシグナル転換
ヘッドアンドショルダーでエントリーする際は、 チャートパターンが成立した時間足の一つ上のMACDを確認してみましょう。
上位足のMACDでもトレンド転換していると、トレンド方向への売買がより強まっているからです。
大きな時間足のパターンに注目する
ヘッドアンドショルダーに注目するときは、 大きな時間足で見るようにしましょう。
なぜなら上位足になるほど、見ているトレーダーが増えるからです。
特に1時間足や4時間足などの時間足に注目してみてください。
パターンを形成している支持抵抗の強さをみる
チャートパターンが、 どこの価格帯で出現したのかを確認しておくのも重要 です。
例えばヘッドアンドショルダートップの場合は、レジスタンスラインが形成されますが、そのラインが強いほどトレンド転換の可能性は高まります。
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MACDの使い方
MACDとは「Moving Average Convergence/Divergence Trading Method」の略で、直訳すると「移動平均・収束拡散トレード法」となります。
通常の日足分析においては、短期EMA期間は9、長期EMA期間は26とするのが一般的です
また、MACDの移動平均であるシグナルとともに2本の線で分析することが多く、シグナルの平均期間は9が一般的です。
MACDとシグナルの位置関係を視覚的にわかりやすくしたものがヒストグラムと呼ばれ以下の計算式で算出されます。
MACDの利用方法
1.MACDとシグナルの交差
2.MACD,シグナルとゼロラインの交差
3.ダイバージェンス
ダイバージェンスとはもともと「相違がみられること」という意味で、テクニカル分析では、相場のトレンドとテクニカル指標のトレンドが逆行することを言います。
MACDでのダイバージェンスとは、相場が上昇トレンドにあるときに、MACDのトレンドラインが下降トレンドを示しているような場合をいいます。
ダイバージェンスは相場の転換を暗示するものとされており、MACDのダイバージェンスも相場の天底の出現を示唆する可能性が高いサインです。
MACD利用の注意点
MACDは移動平均線を加工したものであるため、基本的にはトレンド系に分類されるテクニカル指標です。 そのため、ボックス相場(トレンドレス)には弱い傾向があり、だましが多く発生するリスクがあります。
また、トレンド転換し次のトレンドが発生する前のトレンド終盤にはトレンドレスになることが多いことから、 MACDは新規売買には有効でも手仕舞いのサインが遅くなる傾向もあることには注意が必要なところでしょう。
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