欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米景気後退に警戒も雇用統計を見極め
外国為替 10 欧米為替見通し 時間前 (2022年07月07日 17:30)
© Reuters.
7日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想したい。
米景気後退への懸念から、ドルは買いづらい地合いが続く見通し。
ただ、明日発表の雇用統計を見極めようと、ドル売りは縮小。
欧州通貨売りや日米金利差も相場を支えそうだ。
前日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨はインフレ高進の対応に積極的だが、ほぼ想定通りの内容となり米金利の上昇を手がかりにドル売りは縮小。
欧州のエネルギー不安でユーロが約20年ぶりの安値圏に下落したことも、ドルを支える要因に。
本日アジア市場で日経平均株価や米ダウ先物の堅調地合いを受けた円売りで、主要通貨は上昇基調に振れた。
ドル・円は日米金利差に着目した取引で、下げづらい値動きとなった。
この後の海外市場は欧米の不透明感が警戒される。
欧州のエネルギー供給問題が注視され、引き続きユーロは売られやすい。
また、英国の政局流動化でポンドも軟調地合いが見込まれる。
一方、今晩発表の米新規失業保険申請件数は前週より弱ければ、リセッション懸念のドル売りに振れやすいが、欧州通貨売りによるドル選好地合いが予想される。
また、明日の雇用統計を控え極端なドル売りは想定しにくく、ドル・円は下値の堅さが意識される。
【今日の欧米市場の予定】
・20:30 欧州中央銀行(ECB)6月理事会議事要旨
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:23.0万件、前回:23.1万件)
・21:30 米・5月貿易収支(予想:-847億ドル、4月:-871億ドル)
・21:30 欧米為替見通し カナダ・5月貿易収支(予想:+25.0億加ドル、4月:+15.0億加ドル)
・02:00 ウォラー米FRB理事インタビュー(全米企業エコノミスト協会イベント)
・02:00 ブラード米セントルイス連銀総裁昼食会参加(米経済と金融政策討論)
【通貨】 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、上昇基調継続も米減速懸念で失速
米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・6月サービス業PMI改定値(予想:52.8、速報値:52.8)
・17:30 英・6月サービス業PMI改定値(予想:53.4、速報値:53.4)
・18:30 英中銀金融安定報告
・23:00 米・5月製造業受注(前月比予想:+0.5%、4月:+0.3%)
・23:00 米・5月耐久財受注改定値(前月比予想:+0.7%、速報値:+0.7%)
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欧米為替見通し
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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米景気後退に警戒も雇用統計を見極め
【今日の欧米市場の予定】
・20:30 欧州中央銀行(ECB)6月理事会議事要旨
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:23.0万件、前回:23.1万件)
・21:30 米・5月貿易収支(予想:-847億ドル、4月:-871億ドル)
・21:30 カナダ・5月貿易収支(予想:+25.0億加ドル、4月:+15.0億加ドル)
・02:00 ウォラー米FRB理事インタビュー(全米企業エコノミスト協会イベント)
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最新投稿日時:2022/07/07 17:欧米為替見通し 25 - 「欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米景気後退に警戒も雇用統計を見極め」(フィスコ)
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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米景気後退に警戒も雇用統計を見極め
外国為替 10 時間前 (2022年07月07日 17:30)
© Reuters.
7日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想したい。
米景気後退への懸念から、ドルは買いづらい地合いが続く見通し。
ただ、明日発表の雇用統計を見極めようと、ドル売りは縮小。
欧州通貨売りや日米金利差も相場を支えそうだ。
前日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨はインフレ高進の対応に積極的だが、ほぼ想定通りの内容となり米金利の上昇を手がかりにドル売りは縮小。
欧州のエネルギー不安でユーロが約20年ぶりの安値圏に下落したことも、ドルを支える要因に。
本日アジア市場で日経平均株価や米ダウ先物の堅調地合いを受けた円売りで、主要通貨は上昇基調に振れた。
ドル・円は日米金利差に着目した取引で、下げづらい値動きとなった。
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また、英国の政局流動化でポンドも軟調地合いが見込まれる。
一方、今晩発表の米新規失業保険申請件数は前週より弱ければ、リセッション懸念のドル売りに振れやすいが、欧州通貨売りによるドル選好地合いが予想される。
また、明日の雇用統計を控え極端なドル売りは想定しにくく、ドル・円は下値の堅さが意識される。
【今日の欧米市場の予定】
・20:30 欧州中央銀行(ECB)6月理事会議事要旨
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・21:30 カナダ・5月貿易収支(予想:+25.0億加ドル、4月:+15.0億加ドル)
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・02:00 ブラード米セントルイス連銀総裁昼食会参加(米経済と金融政策討論)
欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、上昇基調継続も米減速懸念で失速
外国為替 2022年07月05日 17:30
© Reuters.
5日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。 欧米為替見通し
日米中銀による金融政策の方向性の違いから、ドル買い・円売り地合いは継続の見通し。
ただ、米国の景気減速懸念が広がるなか、金利や株価次第でドルは下押しされる可能性があろう。
前日は米独立記念日に伴う休場で取引は低調。
ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め姿勢に対し日銀は緩和政策維持の方針で、ドル・円は135円半ばから後半で底堅く推移した。
一方、ユーロ圏経済の不透明感でユーロは弱含み、ユーロ・ドルは1.04ドル前半に失速する場面もあった。
本日アジア市場でその流れが受け継がれ、ややドル買い基調に振れやすい。
また、中国経済の回復期待を背景に、円売りが主要通貨を支えた。
この後の海外市場は、米FRBと日銀の方向性の違いからドル買い・円売りに振れやすい。
ただ、前週発表された米経済指標で国内総生産(GDP)の下方修正などからリセッションへの懸念が広がり、今晩の製造業新規受注が弱い内容なら米金利の低下を手がかりにドル買いは縮小しそうだ。
また、今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨や雇用統計を見極めようと、ドルは積極的な買いが後退し、金利や株価をにらみ上値の重さが意識されよう。
【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・6月サービス業PMI改定値(予想:52.8、速報値:52.8)
・17:30 英・6月サービス業PMI改定値(予想:53.4、速報値:53.4)
・18:30 英中銀金融安定報告
・23:00 米・5月製造業受注(前月比予想:+0.5%、4月:+0.3%)
・23:00 米・5月耐久財受注改定値(前月比予想:+0.7%、速報値:+0.7%)
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