取引価格はどうやって形成されるの?
「初歩的な疑問なんですが、くりっく株365の日経225証拠金取引で表示される日経平均株価(日経225)と、ニュースなどで報じられている日経平均株価は、同じ価格と考えて良いのですか?」 「厳密に言えば違うのだが、まあ、それほど大きな差はないと考えていいだろう。」 「その違いって何ですか?」 「日経平均株価というのは、東証1部上場銘柄のなかで主力銘柄225銘柄の株価を対象として、その平均値を算出したものなんだが、採用されている225銘柄の各株価は、マーケットにおける売り手と買い手の需給バランスによって価格が形成されている。
つまり、売り手が多ければ株価は下がるし、買い手が多ければ株価は上昇する。したがって、日経平均株価は個別銘柄の需給動向を反映したものということになるのだが、くりっく株365の場合は、マーケットメイカーといって、売値と買値を提示する金融機関が取引の相手になってくれる。」 「つまり、僕が日経平均株価をくりっく株365で買いたいという場合は、マーケットメイカーが提示している売値で買えるということ?」 「その通り。くりっく株365の場合、複数のマーケットメイカーが参加していて、それぞれ買値と売値を提示しているんだが、この中から最も投資家にとって有利な買値と売値を、東京金融取引所が選び出して、価格を提示してくれる。たとえばマーケットメイカーAが買値8,010円、売値8,100円を提示、マーケットメイカーBが買値8,000円、売値8,090円を提示していたとすると、買値は8,010円、売値は8,090円になる。ここでいう買値とはマーケットメイカーの買値であって、投資家から見れば売値になり、売値とはマーケットメイカーの売値なので、投資家から見れば買値になるということに注意しておこう。」 「つまり、投資家から見れば、常に買値はより安く、売値はより高く提示しているマーケットメイカーの価格が採用されるということですね。」 「そうだね。誰だって、買う時はより安く買いたいだろうし、売る時はより高く売りたいのは当たり前の心理だ。くりっく株365は、複数のマーケットメイカーが提示してくれる価格から、このように投資家にとって少しでも有利な価格を選んだうえで提示してくれるんだ。」 「価格は常に提示されるんですか?」 「複数のマーケットメイカーが価格を提示するという前提にはなっているんだが、あまりにも株価が乱高下を繰り返していると、マーケットメイカーもリスクを負うことになるので、買値と売値の幅が広がってしまったりするケースもある。
とはいえ、どんなマーケット環境の下でも、常に価格を提示するのがマーケットメイカーの責務でもあるよね。」
株の始め方~初心者向けに超わかりやすく簡単に投資家が解説
ぺんち
- 10万円から誰でも始められる
- 経済に詳しくなれる
- 経営に詳しくなれる
- 利益を出しやすい
- リスクの幅を選べる
株のはじめ方~投資家が基礎から超わかりやすく解説
カブガイドさんよりイラストを拝借
なので、 株を買えばその会社の権利を一部保有しているという意味 なんですね!好きな会社の株を買えば、自分自身がその会社のオーナーの一人ということができます!
- 株主がお金を出し、そのお金で会社を設立。
- 会社を社長が運営して利益を出し、株主に配当金を還元する
- 株主は、出資した金額の範囲内での責任に限られる
- 株を多く持っている人が会社のルールを決められる
株を買うと何でいいことがあるの??
株を買うにはどうしたらいいか?
- 2015年設立
- 資本金1000万円 株価はどうやって決まる
- 発行株式1000株
資本金1000万円で1000株を発行しているので、1株1万円となる計算です。この株を買おうと思ったらどうすればいいかというと、この会社の株を持っている人に直接話をして、株を売ってもらうしか方法がありません。
普通の会社の株を買うには、株主を見つけて直接売ってもらうしか方法がない。
株の上場って何?上場していれば、誰でも株を買うことができる
これから株を購入される方は、この上場されている会社の株しか買うことができません。
- 上場することで株主が増える
- 増えた株主は短期的な利益を求めるので、短期的な結果を求められる
- 経営に口出しされる(ものをいう株主)
- 配当UPなど求められる
ソフトバンクの上場
2018年だと、ソフトバンクが上場しました。(株)ソフトバンクの株は、親会社のソフトバンクホールディングスがほぼ100%の株を保有していました。しかし、市場から資金を調達するために、 保有している株の34%を売りだして2.4兆円の資金を調達 しました。
ソフトバンクが上場し市場に株式の34%を売り出して2.4兆円の資金を調達した。このお金で設備投資などを行う計画
株の買い方~証券会社に口座を開設しよう
ここまで、株の仕組みと株を買うには上場している株を購入することを解説してきました。
SBI証券がおすすめ
- 業界最大手
- 手数料が安い
- 投資信託も豊富で100円から投資可能
- 夜間取引(PTS)があり、なんかあっても夜に売買できる可能性がある
- 外国株も豊富にあり
- IPOの取り扱いも豊富
- 2018年度のオリコン満足度ランキングで1位
初心者は特定口座を開設し、源泉徴収を選択にしよう。勝手に税金計算をしてくれて、確定申告が不要になります。
初心者は500円から個別株が買えるSBIネオモバイル証券がおすすめ
もふ
- Tポイントを使って投資できる
- 1株単位で購入が可能(ヤフー株なら300円くらいで購入可能)
- 50万円以下の取引なら、月額216円とお得。Tポイントが200円貰えるので実質ほぼ無料。
- 取引をしなくても月額216円かかる。(Tポイント200円貰える)
- 50万円以上を取引するようだと、手数料が割高になる
- 購入のタイミングが決まっている(前場と後場の始まり値)
- NISA、積み立てNISA、iDeCoに非対応
株のはじめ方~株価ってどうやってきまるの?
ぺんち
トヨタ自動車の株価。1日の中で株価が上がったり下がったりしている。
株価は、買いたい人と売りたい人の価格が釣り合ったとき、売買されます。
板と呼ばれる表。売りたい人と買いたい人が、いくらで何株を売買したいか表示されている。
- 6773円で1700株売りたい
- 6764円で2100株買いたい
ストップ高、ストップ安
ストップ高になると、売りたい人の株をすべて買いつくしてしまい、上限価格に張り付く
優しい株のはじめ方さんより引用
株価はどうやって決まるか?
- 株価は1日の中で上がったり下がったりしている
- 株価は、買いたい人と売りたい人の値段が釣り合うと売買される
- 買いたい人が多くいれば、株価が上がる
- 売りたい人が少なければ、株価は下がる
- 買いたい人が売りたい人の株をすべて買ったらストップ高
- 売りたい人が買いたい人の株をすべて打ったらストップ安
株のはじめ方~株の指標を覚えよう
ぺんち
- 一株当たりの利益(EPS)
- PER=株価/一株当たりの利益(EPS)
- 一株当たりの資産
- PBR=株価/一株当たりの資産
- 一株当たりの配当
- 配当利回り=配当/株価
1株当たりの利益~EPSとPER
会社は利益を出すために運営されています。会社がいくらくらい利益を出しているのかは重要な指標になります。EPSやPERは、稼ぐ力を表せ素のに大切な指標となっています。
株価はどうやって決まる 一株当たりの利益(EPS)=会社の利益/発行株数
PER=株価/一株当たりの利益(EPS)
一株当たりの資産(BPS)とPBR
会社がどれくらいの資産を持っているかというのは重要になります。会社がつぶれて会社の価値が0になったとしても、会社の資産を売却すれば株と同じお金が返ってくることも可能かもしれないという指標になります。
一株当たりの資産(BPS)=会社の資産/発行株数
PBR=株価/一株当たりの資産(株価はどうやって決まる BPS)
一株当たりの配当
会社が稼いだお金を株主に配る制度があります。そのことを配当といわれています。
配当利回り= 一株当たりの配当/株価
トヨタ自動車の株のPER、PBRなど財務諸表
2019年1月25日のトヨタ自動車のPER、PBRなどの株式指標。
株のはじめ方~何の株を買えば儲かるか?
ぺんち
もふ
株のはじめ方~自分のスタンスを決めよう
株式投資を始めるにあたり、どういうスタンスで株を始めるのかを決めておいたほうが良いです。例えば
- 安定志向:10万円を1年後に11万円にする
- 成長志向:10万円を1年後に100万円にする
リターンが大きい投資ほど、損を出す可能性も高くなりますので注意してください。
株式投資のスタンスで、どのレベルの時価総額の株を買うか決める
時価総額が大きい企業は大企業で安定している。時価総額が小さい企業は成長性の余地が残されている
チャートの見方
ぺんち
チャートは、ロウソク足、移動平均線、出来高が書かれている場合が多い。
- 日足:1つのロウソク足が1日を表す
- 週足:1つのロウソク足が1週間を表す
- 月足:1つのロウソク足が1ヶ月を表す
ローソク足の見方
ロウソク足で様々な情報がわかる
そのほかのチャートの見方
株の始め方~株の買い方の解説
ドルコスト平均法
ドルコスト平均法は、毎月同じ金額の株を買い続ける手法です。たとえば、毎月1000円ずつ株を買うようなイメージです。ドルコスト平均法で購入すると、仮に株価が下がった場合は多くの株を購入することができるので、購入の平均単価を下げることができます。積み立てNISAなど、この手法で買われています。5年10年と安定して増やしたい方向けの手法です。
何回かに分けて買う
20万円の株を100万円分買いたい場合に、1週間ごとに5回に分けて購入するようなイメージです。こうすることで、株価の変動があっても平均的な価格で購入することができます。
20万円の株を、一気に100万円分買うようなイメージです。買うタイミングがかなり重要になります。買った後に下がってしまうリスクがありますが、買った後に一気に上がった場合にも利益が大きく出ます。初心者にはあまりお勧めしません。
損切りのラインを決めておこう
個別株を買う場合には損切りする株価を決めておくことをお勧めします。
下がった場合に「買い時が来たから買いましだ」といって買い増しされる方もいますが、これもおすすめしません。
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- 1株単位で購入が可能(ヤフー株なら300円くらいで購入可能)
- 50万円以下の取引なら、月額216円とお得。Tポイントが200円貰えるので実質ほぼ無料。
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- 50万円以上を取引するようだと、手数料が割高になる
- 購入のタイミングが決まっている(前場と後場の始まり値)
- NISA、積み立てNISA、iDeCoに非対応
株の始め方のまとめ
- そもそも株は、会社の権利そのもの。株を持っている人が会社のルールを決められる
- 市場から資金を調達するために証券取引所に上場する。
- 上場した株は、証券会社に口座を開けばだれでも株の売買ができる
- 株価は買いたい人と売りたい人の需要と供給で決まる
- 株の指標で、PER、PBR、配当利回りを覚えよう
- どの株を買えば儲かるかは誰もわからない
- 株を始める前に、どういうスタンスで株を買うのか決めよう
- 購入方法は、ドルコスト平均法が安定。1点買いは詳しい人向け
- 損切りは大切。購入前に損切りのラインを決めておこう
2019年10月22日現在、131人が購入! 評価してくださった71人が★5の最高評価をしていただきました!
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Vol.03 知っ得。上場時の株価の仕組みとは?
株価の決め方はいくつかの方法があります。
まず同業他社や業種の株価と比べる「類似会社(業種)比較法」や、将来の利益を足し合わせる「ディスカウント・キャッシュフロー(DCF)法」、翌年度の利益に一定倍率を乗じる「倍率法」。M&A の時には、これらの方法で株価をいろいろと出してみて、買収価格を決めていきます。
資金調達や上場後の株価を見るときはもう少しシンプルに考えています。それが「倍率法」です。
来期の1株あたり当期純利益(EPS)×株価収益率(PER)=株価
EPS1万円 ×PER20倍=株価20万円
PERは変動するもの。だから利益の積み上げが一番
注意しなくてはならないのは、PERは市場環境や業種によって変わってくるというところ。先ほどの算式で言えば、株価が安くなってくれば必然的にPERは下がります。
未上場の時の株価が「安く」なってしまう!?
以外と上場するまで知られていないものに、『上場ディスカウント』という言葉があります。上場する際に、株価をディスカウントする考え方です。たとえば、先ほどの株価20万円で見てみると;
(1)既存の上場会社に比べて投資情報が限定的であるため
(2)株式市場での実績がないため(上場後の動きが予測できない
(3)投資家に「お得感」を持たせて購入してもらいやすくするため
「赤字でも上場できる」はホント?
新興市場では、利益基準のない市場もあります。理論上、「赤字でも上場できる」ということです。実際に、直前期が赤字でも上場した企業はあります。実際に私もその企業の上場支援をしていました。ただ、現実としてはかなり厳しいと思ったほうがいいです。今回お話したPERを使った株価算定についても、赤字であれば株価は出せません。来期黒字になるとしても、これまで赤字だったのがどうやって黒字になるのか、投資家からすれば十分な説明を受けることはできません。
また、黒字であっても、数千万円単位の当期純利益での上場はあまりお勧めしません。「上場ディスカウント」で時価総額は思った以上に安くなってしまうからです。
直前期の当期純利益が最低でも2~3億円。これが証券会社が「上場に値する企業」として一般的に判断する利益金額です。私の経験則からも、このぐらいの利益は必要と考えます。
取引価格はどうやって形成されるの?
「初歩的な疑問なんですが、くりっく株365の日経225証拠金取引で表示される日経平均株価(日経225)と、ニュースなどで報じられている日経平均株価は、同じ価格と考えて良いのですか?」 「厳密に言えば違うのだが、まあ、それほど大きな差はないと考えていいだろう。」 「その違いって何ですか?」 「日経平均株価というのは、東証1部上場銘柄のなかで主力銘柄225銘柄の株価を対象として、その平均値を算出したものなんだが、採用されている225銘柄の各株価は、マーケットにおける売り手と買い手の需給バランスによって価格が形成されている。
つまり、売り手が多ければ株価は下がるし、買い手が多ければ株価は上昇する。したがって、日経平均株価は個別銘柄の需給動向を反映したものということになるのだが、くりっく株365の場合は、マーケットメイカーといって、売値と買値を提示する金融機関が取引の相手になってくれる。」 「つまり、僕が日経平均株価をくりっく株365で買いたいという場合は、マーケットメイカーが提示している売値で買えるということ?」 「その通り。くりっく株365の場合、複数のマーケットメイカーが参加していて、それぞれ買値と売値を提示しているんだが、この中から最も投資家にとって有利な買値と売値を、東京金融取引所が選び出して、価格を提示してくれる。たとえばマーケットメイカーAが買値8,010円、売値8,100円を提示、マーケットメイカーBが買値8,000円、売値8,090円を提示していたとすると、買値は8,010円、売値は8,090円になる。ここでいう買値とはマーケットメイカーの買値であって、投資家から見れば売値になり、売値とはマーケットメイカーの売値なので、投資家から見れば買値になるということに注意しておこう。」 「つまり、投資家から見れば、常に買値はより安く、売値はより高く提示しているマーケットメイカーの価格が採用されるということですね。」 「そうだね。誰だって、買う時はより安く買いたいだろうし、売る時はより高く売りたいのは当たり前の心理だ。くりっく株365は、複数のマーケットメイカーが提示してくれる価格から、このように投資家にとって少しでも有利な価格を選んだうえで提示してくれるんだ。」 「価格は常に提示されるんですか?」 「複数のマーケットメイカーが価格を提示するという前提にはなっているんだが、あまりにも株価が乱高下を繰り返していると、マーケットメイカーもリスクを負うことになるので、買値と売値の幅が広がってしまったりするケースもある。
とはいえ、どんなマーケット環境の下でも、常に価格を提示するのがマーケットメイカーの責務でもあるよね。」
退職金はどうやって決まる?退職金の計算方法や相場を解説
会社に貢献してくれた社員が退職するとき、退職金を渡す経営者は多いと思います。けれど、 どのくらいの金額が妥当 なのか、 どのような決め方 をすればよいのかと気になる人もあるでしょう。
- 退職金の計算の仕方
- 中退共の計算例
- 【参考:退職金の相場は?】
一般的な退職金の計算方法
退職金の支払いは、法律で定められているものではありません。
退職者が会社に勤めた期間の長さに応じて、退職金の額を導き出すという決め方です。
この決め方は 管理が容易 であるという点が大きなメリットですが、会社へどれだけ貢献したかが考慮されないという欠点があるため、定額制を導入している会社は少ないのが現状です。
- 退職事由によって支給比率を変える(自己都合か会社都合か)
- 会社の発展に尽力した退職者に対しては、 特別加算制度 を設けるなどして功労者への慰労とする
②基本給連動型
退職者の退職時の基本給と、勤続年数を乗じて算出する決め方です。
この計算方法も、比較的容易であるため 管理がしやすいのがメリット です。
- 支給率を勤続年数に応じて変動させる
- 退職時の基本給と在職中の基本給の平均の乖離を防ぐため、算出の元となる基本給の額を 在職期間の基本給の平均額 とする
③ポイント制
複数の要素をポイント化して、ポイントによって退職金の額を決めるという制度です。
- 会社への貢献度を反映しやすいため、社員のモチベーションが上がる
- 中途採用の社員でも退職金額が大きくなる可能性があるため、優秀な人材を獲得しやすい
- 給与制度と関連性がないため、給与制度の見直しが行いやすい
④別テーブル方式
勤続年数と退職時の役職などの職務級とを掛け合わせて退職金の額を算出するという決め方です。
勤続年数 | 10年 | 15年 |
---|---|---|
退職金 基準額 | 80万円 | 180万円 |
職務級 1級の 係数 | 0.90 | 0.85 |
職務級 2級の 係数 | 1.00 | 0.90 |
職務級 3級の 係数 | 1.株価はどうやって決まる 05 | 1.00 |
この決め方は、管理がしやすく、また退職金の額が予測しやすいため経営サイドからは安定した制度と言えます。
中退共の退職金の一般的な計算例
中小企業の福利厚生の充実を図ることを目的とした国の制度に、 中退共制度 があります。
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