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ECプラットフォームとは

ECプラットフォームとは
最初に今回の登場企業の紹介です。
・Amazon(倉庫運営型プラットフォーム)
・Alibaba(モール型プラットフォーム)
・ebay(オークション型)

ECプラットフォームビジネス3社比較!Amazon、Alibaba、ebayのビジネスモデルを解説

最初に今回の登場企業の紹介です。
・Amazon(倉庫運営型プラットフォーム)
・Alibaba(モール型プラットフォーム)
・ebay(オークション型)

①自社で商品を仕入れるAmazonのビジネスモデル

Amazonは倉庫運営型のECプラットフォームを展開しています。
自社で倉庫や物流機能を有し、商品を大量に仕入れて消費者に販売します。

②モール型のECプラットフォームを展開するAribabaのビジネスモデル

Aribabaはモール型のECプラットフォームを展開しています。
タオバオやTモールのようなECサイトに人を集め、サイトに出店しているメーカーから手数料を徴収します。

③出品者と購入者を繋げるebayのビジネスモデル

ebayはオークション型のECプラットフォームを展開しています。
ebay自体が商品を仕入れることはありません。売り手と買い手が取引を行い、取引に応じた手数料収入を徴収します。

会計クイズ

<補足:損益計算書とは?>

ECプラットフォームビジネス3社比較!Amazon、Alibaba、ebayのビジネスモデルを解説の会計クイズ

正解の発表

ebayのビジネスモデル

まずはオークション型のECプラットフォームを展開するebayを見ていきます。
ebayは売り手と買い手を繋ぐマーケットプレイスを営んでいます。取引額に応じてebayは手数料収入を徴収します。

ebayの損益計算書

ebayの損益計算書の数値を見てみましょう。ebayの売上高を構成するのは取引手数料です。ebayはユーザに対してECサイトという場所を提供することで、その見返りとして手数料を得ます。この手数料がebayの売上高となります。

ebayのECビジネスのKPI

ebayの決算書を見ると、流通総額(GMV)や手数料率(Take rate)といった用語が出てきます。流通総額と売上高の違いについてを見ていきましょう。
流通総額はプラットフォーム上で行われた取引金額の総量を表しています。2020年度のebayの流通総額は約93億ドルであり、ebayのプラットフォームでは1年間に約93億ドル近い金額が動くということがわかります。
また、手数料率(Take rate)とは、流通総額に対するebayの取り分を意味します。2020年度は9.3%と記載があるため、流通総額93億ドルの内、約9.3%がebayの売上高となっています。
このように、決算書を見る際には、どのような構成要素が売上高を構成しているのかを確認することが重要です。

ebayのコスト構造

次に、ebayのコスト構造を見ていきましょう。決算書からも読み取れるように、原価率が比較的低い特徴があります。これは自社で商品などを仕入れているわけではなく、プラットフォームの運営費がコストを構成するため、変動費が大きくなりにくいビジネスを行っていることが理由となります。ebayのコストの多くを占めるのは、プラットフォームの運営費、研究開発費、集客のためのマーケティングコストとなります。

Alibabaのビジネスモデル

Alibabaの売上高


参考までに、Alibabaの流通総額です。世界最大のECプラットフォームを運営していることからもわかる通り、金額も桁違いです。
FY20の流通総額は約104兆円となっており、いかに多くのユーザーがAlibabaのプラットフォームを利用しているかが読み取れます。

それでは、Alibabaの売上高の大半を占めるコアコマース事業についてをみていきましょう。
決算書によるとコマース事業は、中国本土での小売り事業が中心となっている事業とのことです。このように、Alibabaの売上高の大半が中国本土でのEC事業をはじめとした小売り事業で構成されています。

Alibabaのマネタイズポイント

それでは改めてAlibabaのビジネスモデルを見ていきましょう。AlibabaはタオバオやTモールといった大規模なECプラットフォームを運営しています。その流通総額は100兆円を超えており、非常に多くのユーザーが利用していることがわかります。そんな魅力的なプラットフォームに出店したいと考えるメーカーや小売業者の数は数えきれないほど存在しており、Alibabaはその出店者から主に収益を得ています。

モール型のECビジネスは、販売に応じた手数料収入を出店者から取るモデルが多いですが、Alibabaも取引に応じた手数料収入が中心なのでしょうか?実は、決算書を見ると、取引に応じた手数料収入よりも、出品者に対しての販促支援による収入の割合が多くなっています。

Alibabaのプラットフォームに出品する企業は数多くいますが、それだけ多くの企業が出品していると競合も多く存在することとなります。そこでAlibabaは、出品者に対して販売促進支援というサービスを提供しており、その見返りとして収入を得ています。

Alibabaの決算数値を確認してみます。モール型のビジネスモデルを展開しているにしては原価率がやや高めな印象を受けます。この原価の内訳には、店舗支援に関するコスト、決済コスト、サーバー、ネットワーク運営費と多岐に渡っており、原価率は毎年約50%前後なっています。一方で、固定費自体はそこまで大きくなく、営業利益率はこの規模にしては非常に高い特徴があります。

Amazonのビジネスモデル

Amazonの売上高の内訳

最後は倉庫運営型のECプラットフォームを展開するAmazonを見ていきます。
まずはAmazonの売上高の内訳を確認していきます。Amazonの売上高の72%を占めるのはオンラインストア事業です。オンラインストア事業の中には自社仕入型とマーケットプレイス型の2つのビジネスモデルが存在します。それぞれの違いについてを解説していきます。

Amazonの2つのビジネスモデル

①自社仕入れ型

オンラインストア事業のうち、自社仕入れ型とは、Amazonが自社で商品を仕入れて、それを消費者に対して販売するビジネスです。
商品を自社で仕入れているため、原価率が比較的大きくなりやすい特徴があります。

②マーケットプレイス型

オンラインストア事業のうち、マーケットプレイス型とは、Amazonのプラットフォーム上に、第三者が出品し、Amazonは出店手数料や取引に応じた手数料を取るビジネスです。こちらはAmazonが自社で商品を仕入れて販売しているわけではないため、比較的収益性が高いビジネスとなります。

このようにAmazonは2つのECビジネスを展開しており、売上高の大部分を占めています。Amazonの決算数値を見ると、売上原価や物流費用といった勘定科目が目立ちます。売上高の半分近くを占める自社仕入型のオンラインストア事業の規模が大きいため、損益計算書にもビジネスの特徴が強く反映されていることがわかります。

最後にまとめです。
今回は、ECプラットフォームというテーマで、各種企業のビジネスモデルを比較しました。
ECプラットフォームと言っても、各社の商流やビジネスモデルは全く違うことが決算数値を見ることによって読み取ることができます。

以上、今回のクイズの正解は、選択肢③がAmazonでした。


さらに決算書の読み方や企業のビジネスモデルを学びたい方は、アプリ「Funda」もぜひ触ってみてください!
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法人向けECサイト構築プラットフォーム「ecbeing BtoB」、BtoB取引向け後払い決済サービス「GMO掛け払い」と連携

ECサイト構築プラットフォームを提供する株式会社ecbeing (イーシービーイング 本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:林 雅也、以下「 弊社 」)は、法人向けECサイト構築プラットフォーム「ecbeing BtoB」を、GMOインターネットグループでGMOペイメントゲートウェイ株式会社の連結会社であるGMOペイメントサービス株式会社(代表取締役社長:向井 克成、以下「GMO-PS」)が提供するBtoB取引向け後払い決済サービス「GMO掛け払い」と、本日2022年6月14日(火)より連携いたします。
これにより「ecbeing BtoB」を活用してECサイトを構築する事業者は、「GMO掛け払い」の導入をより短期間・効率的に行うことが可能になります。

日本国内のBtoC EC市場規模は2020年時点で19.2兆円、EC化率は2015年の4.7%から8.0%となっています(※1)。またBtoB EC市場規模は同年334兆円で、EC化率は2015年の27.4%から33.5%となり(※1)(※2)、BtoC・BtoB取引ともにEC化が進んでいます。
このような中、ecbeingではBtoB取引におけるECサイトの活用ニーズに応えるために法人向けECサイト構築プラットフォーム「ecbeing BtoB」を提供しています。
弊社では、より多くのEC事業者にご満足いただける支援をするうえで、「ecbeing BtoB」にGMO-PSが提供する「GMO掛け払い」を連携します。
これにより「ecbeing BtoB」を活用して構築するBtoB ECサイトにおいて、より短期間・効率的に「GMO掛け払い」を導入することが可能となります。

(※1)2021年7月発表 経済産業省「令和2年度産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)」
BtoC EC市場において、市場規模は物販系分野・サービス系分野・デジタル系分野の合算で、EC化率は物販系分野の値を参照。
URL:https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/statistics/outlook/210730_new_hokokusho.pdf
(※2)2020年7月発表 経済産業省「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)」

  • 【「GMO掛け払い」について】(URL: https://www.gmo-ps.com/service/feature_kb/)
  • ​「GMO掛け払い」の特長

主なオプションサービス
・早期入金サービス :所定日より早く翌月5営業日目に売上金をお支払い
・個別請求書発行サービス:ひと月分の取引まとめての請求書発行ではなく、締め日より前に個別に請求書を発行
・支払い期限延長サービス :取引先(買い手企業)の支払い期限を最長6か月後まで延長
・枠保証型取引サービス :事業者とその取引先(買い手企業)の2社間における利用可能枠を設定するため、取引先(買い手企業)は、他事業者での購入金額を気にせず決済が可能
・集金代行サービス :与信審査が通らなかった取引でも、その後の請求書発行と入金管理をGMO-PSが代行
・定期請求サービス :1度登録をすれば定期的に請求ができるため、 SaaS系サービスのご請求に最適

(※4)「GMO掛け払い」のご利用には、GMO-PSの審査がございます。
(※5)GMO-PSによる与信審査を通過し、正常に完了した取引が対象となります。
(※6)GMO-PS調べ(2022年6月14日時点 )

ECプラットフォームビジネス3社比較!Amazon、Alibaba、ebayのビジネスモデルを解説

最初に今回の登場企業の紹介です。
・Amazon(倉庫運営型プラットフォーム)
・Alibaba(モール型プラットフォーム)
・ebay(オークション型)

①自社で商品を仕入れるAmazonのビジネスモデル

Amazonは倉庫運営型のECプラットフォームを展開しています。
自社で倉庫や物流機能を有し、商品を大量に仕入れて消費者に販売します。

②モール型のECプラットフォームを展開するAribabaのビジネスモデル

Aribabaはモール型のECプラットフォームを展開しています。
タオバオやTモールのようなECサイトに人を集め、サイトに出店しているメーカーから手数料を徴収します。

③出品者と購入者を繋げるebayのビジネスモデル

ebayはオークション型のECプラットフォームを展開しています。
ebay自体が商品を仕入れることはありません。売り手と買い手が取引を行い、取引に応じた手数料収入を徴収します。

会計クイズ

<補足:損益計算書とは?>

ECプラットフォームビジネス3社比較!Amazon、Alibaba、ebayのビジネスモデルを解説の会計クイズ

正解の発表

ebayのビジネスモデル

まずはオークション型のECプラットフォームを展開するebayを見ていきます。
ebayは売り手と買い手を繋ぐマーケットプレイスを営んでいます。取引額に応じてebayは手数料収入を徴収します。

ebayの損益計算書

ebayの損益計算書の数値を見てみましょう。ebayの売上高を構成するのは取引手数料です。ebayはユーザに対してECサイトという場所を提供することで、その見返りとして手数料を得ます。この手数料がebayの売上高となります。

ebayのECビジネスのKPI

ebayの決算書を見ると、流通総額(GMV)や手数料率(Take rate)といった用語が出てきます。流通総額と売上高の違いについてを見ていきましょう。
流通総額はプラットフォーム上で行われた取引金額の総量を表しています。2020年度のebayの流通総額は約93億ドルであり、ebayのプラットフォームでは1年間に約93億ドル近い金額が動くということがわかります。
また、手数料率(Take rate)とは、流通総額に対するebayの取り分を意味します。2020年度は9.3%と記載があるため、流通総額93億ドルの内、約9.3%がebayの売上高となっています。
このように、決算書を見る際には、どのような構成要素が売上高を構成しているのかを確認することが重要です。

ebayのコスト構造

次に、ebayのコスト構造を見ていきましょう。決算書からも読み取れるように、原価率が比較的低い特徴があります。これは自社で商品などを仕入れているわけではなく、プラットフォームの運営費がコストを構成するため、変動費が大きくなりにくいビジネスを行っていることが理由となります。ebayのコストの多くを占めるのは、プラットフォームの運営費、研究開発費、集客のためのマーケティングコストとなります。

Alibabaのビジネスモデル

Alibabaの売上高


参考までに、Alibabaの流通総額です。世界最大のECプラットフォームを運営していることからもわかる通り、金額も桁違いです。
FY20の流通総額は約104兆円となっており、いかに多くのユーザーがAlibabaのプラットフォームを利用しているかが読み取れます。

それでは、Alibabaの売上高の大半を占めるコアコマース事業についてをみていきましょう。
決算書によるとコマース事業は、中国本土での小売り事業が中心となっている事業とのことです。このように、Alibabaの売上高の大半が中国本土でのEC事業をはじめとした小売り事業で構成されています。

Alibabaのマネタイズポイント

それでは改めてAlibabaのビジネスモデルを見ていきましょう。AlibabaはタオバオやTモールといった大規模なECプラットフォームを運営しています。その流通総額は100兆円を超えており、非常に多くのユーザーが利用していることがわかります。そんな魅力的なプラットフォームに出店したいと考えるメーカーや小売業者の数は数えきれないほど存在しており、Alibabaはその出店者から主に収益を得ています。

モール型のECビジネスは、販売に応じた手数料収入を出店者から取るモデルが多いですが、Alibabaも取引に応じた手数料収入が中心なのでしょうか?実は、決算書を見ると、取引に応じた手数料収入よりも、出品者に対しての販促支援による収入の割合が多くなっています。

Alibabaのプラットフォームに出品する企業は数多くいますが、それだけ多くの企業が出品していると競合も多く存在することとなります。そこでAlibabaは、出品者に対して販売促進支援というサービスを提供しており、その見返りとして収入を得ています。

Alibabaの決算数値を確認してみます。モール型のビジネスモデルを展開しているにしては原価率がやや高めな印象を受けます。この原価の内訳には、店舗支援に関するコスト、決済コスト、サーバー、ネットワーク運営費と多岐に渡っており、原価率は毎年約50%前後なっています。一方で、固定費自体はそこまで大きくなく、営業利益率はこの規模にしては非常に高い特徴があります。

Amazonのビジネスモデル

Amazonの売上高の内訳

最後は倉庫運営型のECプラットフォームを展開するAmazonを見ていきます。
まずはAmazonの売上高の内訳を確認していきます。Amazonの売上高の72%を占めるのはオンラインストア事業です。オンラインストア事業の中には自社仕入型とマーケットプレイス型の2つのビジネスモデルが存在します。それぞれの違いについてを解説していきます。

Amazonの2つのビジネスモデル

①自社仕入れ型

オンラインストア事業のうち、自社仕入れ型とは、Amazonが自社で商品を仕入れて、それを消費者に対して販売するビジネスです。
商品を自社で仕入れているため、原価率が比較的大きくなりやすい特徴があります。

②マーケットプレイス型

オンラインストア事業のうち、マーケットプレイス型とは、Amazonのプラットフォーム上に、第三者が出品し、Amazonは出店手数料や取引に応じた手数料を取るビジネスです。こちらはAmazonが自社で商品を仕入れて販売しているわけではないため、比較的収益性が高いビジネスとなります。

このようにAmazonは2つのECビジネスを展開しており、売上高の大部分を占めています。Amazonの決算数値を見ると、売上原価や物流費用といった勘定科目が目立ちます。売上高の半分近くを占める自社仕入型のオンラインストア事業の規模が大きいため、損益計算書にもビジネスの特徴が強く反映されていることがわかります。

最後にまとめです。
今回は、ECプラットフォームというテーマで、各種企業のビジネスモデルを比較しました。
ECプラットフォームと言っても、各社の商流やビジネスモデルは全く違うことが決算数値を見ることによって読み取ることができます。

以上、今回のクイズの正解は、選択肢③がAmazonでした。


さらに決算書の読み方や企業のビジネスモデルを学びたい方は、アプリ「Funda」もぜひ触ってみてください!
1日5分から学ぶことができます。

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早速下記のリンクからほかのクイズにも挑戦してみよう!

EC News 【2022最新】ECとは?基礎知識や市場規模、ECサイトの作り方や運営方法まで

【2022最新】ECとは?基礎知識や市場規模、ECサイトの作り方や運営方法まで

EC市場の動向


EC市場は、近年のオンラインショッピングの普及にともなって、とくに盛り上がっている業界です。EC市場への進出を検討中、またはEC事業を展開しているのであれば、市場規模や今後の展望などをチェックしておくのは大切です。
以下では、EC市場の動向について解説します。

国内ECの市場規模

今後のEC業界

ECのメリット

ECのメリット


ECには、オンラインならではのメリットがいくつもあります。従来のオフライン販売に比べて、場所や時間に縛られにくく、スモールスタートも可能です。ユーザーの利便性を高めるだけでなく、事業者の参入障壁を低くしたのもECの功績といえるでしょう。
以下では、ECのメリットについて解説します。

世界中のユーザーをターゲットにできる

顧客データを収集しやすい

店舗型のビジネスでは顧客データを収集するのもたいへんです。POSレジやポイントカードを導入していれば、顧客情報と購入情報を結び付けられますが、データを集めるだけでもコストや工数がかかります。
しかし、ECの場合、ユーザーは購入時に配送先の情報を登録します。入力項目に性別や年齢などの情報があれば、すべての購入者の情報を得ることが可能です。
また、ECシステムの多くは分析機能を備えています。そのため、顧客データの保存だけではなく、自動で分析してグラフ化したり、傾向を把握できたりします。

事業コストを抑えられる

店舗型のビジネスでは、事業規模の成長にともなって固定費がかさみます。たとえば、店舗の家賃やスタッフの人件費などです。より大きな売上をあげるには店舗やスタッフを増やす必要がありますが、その分コストも大きくなるため、キャッシュフロー上のリスクも高まります。
一方、ECの場合にかかる固定費は、ECサイトの運営や保守にかかる費用のみです。大規模なシステムを構築していると月間数十万円ほどかかりますが、多くのECサイトは月額10万円未満で運営できます。
また、近年ではBASEやSTORESをはじめとする無料のカートASPもあるため、店舗型のビジネスと比較するとコスト面で非常に有利といえるでしょう。

ECのデメリット

ECのデメリット


ECには、オンラインならではのメリットがあるのと同様に、デメリットも存在します。実店舗とは異なるノウハウが求められるほか、初期の集客が難しい点などもデメリットとなるでしょう。リスクを抑えつつ、スモールスタートできるビジネスモデルではありますが、デメリットを知らずにはじめてしまうと失敗しやすくなります。
以下では、ECのデメリットについて解説します。

Webに関するノウハウが求められる

ECサイトの構築や運営には、Webに関するノウハウが必要です。商品やサービスを販売する点においては実店舗と同様ですが、求められるスキルや知識はまったく異なります。
たとえば、ECサイトのデザインを実装するにはHTMLやCSSの知識が必須です。さらに、商品を販売するには、撮影や編集の技術、セールスライティングのノウハウも求められます。
また、ECサイトを構築するだけではユーザーからのアクセスは望めません。SEOやSNS運用、広告配信などWebマーケティングをはじめとする集客ノウハウも併せて必要となります。
運営業務を社内でまかなえない場合は、部分的にアウトソーシングしたり、コンサルティングを受けたりする必要があるでしょう。

価格競争になりやすい

ECの場合、ユーザーはスマートフォン一つでかんたんに商品を比較できます。そのため、実店舗型のビジネスに比べて、価格競争に巻き込まれやすくなります。デザインや性能がほとんど変わらないならば、もっとも安いものを購入したいと考えるのが消費者心理です。
価格競争に巻き込まれないようにするには、独自の付加価値をつけることがポイントです。多くの加盟店があるポイントプログラムを導入したり、ブランディングに注力したりと、価格以外の部分で購入のきっかけをつくるとよいでしょう。
とくに「ここでしか買えない」商品を展開できれば、価格競争に巻き込まれにくく非常に有利になります。

軌道に乗るまでに時間がかかる

ECの4大ビジネスモデル

ECの4大ビジネスモデル


ECには、主なビジネスモデルが4つあります。それぞれのビジネスモデルは、売り手と買い手の属性、販売方法によって区分されています。4つのビジネスモデルの違いは、ECを理解するうえで必要不可欠です。
以下では、ECの4大ビジネスモデルについて解説します。

BtoB(Business to Business)

BtoB(Business ECプラットフォームとは to Business)とは、法人が法人に対して、商品やサービスを販売するビジネスモデルです。原材料や部品、企業向けソフトウェアの販売などがBtoBにあたります。BtoBの派生形として、一般消費者向けの商品を卸すビジネスモデルはBtoBtoCとも呼ばれます。

BtoC(Business to Consumer)

BtoC(Business to Consumer)とは、法人が個人に対して、商品やサービスを販売するビジネスモデルです。一般消費者向けの日用品やアパレルの販売などがBtoCにあたります。BtoBに比べて単価が低いため、流通総額では及ばないものの、その分多くの顧客を相手にサービスを提供します。

CtoC(Customer to Customer)

CtoC(Customer to Customer)とは、個人が個人に対して、商品やサービスを販売するビジネスモデルです。フリマアプリのメルカリ、オークションアプリのヤフオクなどがCtoCにあたります。シェアリングエコノミーが注目される中、CtoCで商品を販売できるプラットフォームも増えています。

DtoC(Direct to Customer)

DtoC(Direct to Customer)とは、法人が個人に対して、自社の商品やサービスを直接販売するビジネスモデルです。製造から販売までを一貫して実施するのが最大の特徴で、たとえばメーカーが自社の商品を直販するケースはDtoCにあたります。仲介業者を挟まないため、マージンがかからない分、低価格で良質な商品を提供できるうえ、消費者と直接コミュニケーションをとれる点がメリットです。

ECプラットフォームとは?ECサイトの種類について

ECプラットフォームとは?ECサイトの種類について


ECプラットフォームとは、ECサイトを構築するためのシステムです。主なECプラットフォームには、以下の5つがあります。

ECモール

ECモールとは、さまざまなブランドが出品できるECプラットフォームです。代表的なECモールには、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピング、ZOZOTOWNなどがあります。
プラットフォームに既存のユーザーがいるため、集客力に長けている一方、競合商品と比較されやすいデメリットもあります。とくに価格面の比較は非常に多く、価格競争の中で戦っていくのか、独自の付加価値を提供して価格競争をさけて運営するのか事前によく検討しておいた方がよいです。
自社ECサイトを構築する場合でも、ローンチ直後に認知拡大を図るうえでECモールを併用するのも効果的です。

Amazon

Amazonは、世界的にEC事業を展開するECモールです。出品型のECモールと呼ばれており、出品者やショップよりも商品に主眼を置いています。そのため、個人の出品者も多く、1点ずつの小口出品も可能です。
また、Amazonは、フルフィルメント by Amazon(FBA)という出品者向けのフルフィルメントサービスも提供しています。フルフィルメントサービスを利用すると、在庫管理やピッキングの手間をかけずに商品を販売できます。

Yahoo!ショッピング

ZOZOTOWN

ZOZOTOWNはファッションやコスメに特化したECモールで、アパレル業界では最大手です。出店審査が厳しく、法人しか出店できないなど、出店のハードルが高いですが、本格的なアパレル販売を検討している企業にはおすすめのECモールです。
楽天市場やAmazonなどほかのECモールと違う点は、販売商品をZOZOTOWN側の倉庫へ預ける形になります。発送からカスタマーサポートまでZOZOTOWN側で一貫して実施してくれるため、リソース面で有利といえるでしょう。
2019年にYahoo!がZOZOTOWNを買収し、Yahoo!ECプラットフォームとは ショッピングとの連携で一層ユーザーの集客力に期待が高まっています。

カートASP

カートASPとは、テンプレートを選んで、基本的な情報を入力するだけで、ECサイトを開設できるサービスです。代表的なカートASPには、BASEやMakeShopなどがあります。初期費用ゼロで利用できるサービスや、有料カートASPでも月々数千円から数万円で利用できるため、スモールスタートでECサイトをはじめたい方に向いています。
以下では、無料のカートASPと有料のカートASPをそれぞれ紹介していますが、大きな違いはカスタマイズの自由度と機能の豊富さ、サポート体制の手厚さなどが変わってきます。
カートASPを検討する際には、どういったECサイトを作りたいかを事前に整理したうえで比較検討しましょう。

ECプラットフォームビジネス3社比較!Amazon、Alibaba、ebayのビジネスモデルを解説

最初に今回の登場企業の紹介です。
・Amazon(倉庫運営型プラットフォーム)
・Alibaba(モール型プラットフォーム)
・ebay(オークション型)

①自社で商品を仕入れるAmazonのビジネスモデル

Amazonは倉庫運営型のECプラットフォームを展開しています。
自社で倉庫や物流機能を有し、商品を大量に仕入れて消費者に販売します。

②モール型のECプラットフォームを展開するAribabaのビジネスモデル

Aribabaはモール型のECプラットフォームを展開しています。
タオバオやTモールのようなECサイトに人を集め、サイトに出店しているメーカーから手数料を徴収します。

③出品者と購入者を繋げるebayのビジネスモデル

ebayはオークション型のECプラットフォームを展開しています。
ebay自体が商品を仕入れることはありません。売り手と買い手が取引を行い、取引に応じた手数料収入を徴収します。

会計クイズ

<補足:損益計算書とは?>

ECプラットフォームビジネス3社比較!Amazon、Alibaba、ebayのビジネスモデルを解説の会計クイズ

正解の発表

ebayのビジネスモデル

まずはオークション型のECプラットフォームを展開するebayを見ていきます。
ebayは売り手と買い手を繋ぐマーケットプレイスを営んでいます。取引額に応じてebayは手数料収入を徴収します。

ebayの損益計算書

ebayの損益計算書の数値を見てみましょう。ebayの売上高を構成するのは取引手数料です。ebayはユーザに対してECサイトという場所を提供することで、その見返りとして手数料を得ます。この手数料がebayの売上高となります。

ebayのECビジネスのKPI

ebayの決算書を見ると、流通総額(GMV)や手数料率(Take rate)といった用語が出てきます。流通総額と売上高の違いについてを見ていきましょう。
流通総額はプラットフォーム上で行われた取引金額の総量を表しています。2020年度のebayの流通総額は約93億ドルであり、ebayのプラットフォームでは1年間に約93億ドル近い金額が動くということがわかります。
また、手数料率(Take rate)とは、流通総額に対するebayの取り分を意味します。2020年度は9.3%と記載があるため、流通総額93億ドルの内、約9.3%がebayの売上高となっています。
このように、決算書を見る際には、どのような構成要素が売上高を構成しているのかを確認することが重要です。

ebayのコスト構造

次に、ebayのコスト構造を見ていきましょう。決算書からも読み取れるように、原価率が比較的低い特徴があります。これは自社で商品などを仕入れているわけではなく、プラットフォームの運営費がコストを構成するため、変動費が大きくなりにくいビジネスを行っていることが理由となります。ebayのコストの多くを占めるのは、プラットフォームの運営費、研究開発費、集客のためのマーケティングコストとなります。

Alibabaのビジネスモデル

Alibabaの売上高


参考までに、Alibabaの流通総額です。世界最大のECプラットフォームを運営していることからもわかる通り、金額も桁違いです。
FY20の流通総額は約104兆円となっており、いかに多くのユーザーがAlibabaのプラットフォームを利用しているかが読み取れます。

それでは、Alibabaの売上高の大半を占めるコアコマース事業についてをみていきましょう。
決算書によるとコマース事業は、中国本土での小売り事業が中心となっている事業とのことです。このように、Alibabaの売上高の大半が中国本土でのEC事業をはじめとした小売り事業で構成されています。

Alibabaのマネタイズポイント

それでは改めてAlibabaのビジネスモデルを見ていきましょう。AlibabaはタオバオやTモールといった大規模なECプラットフォームを運営しています。その流通総額は100兆円を超えており、非常に多くのユーザーが利用していることがわかります。そんな魅力的なプラットフォームに出店したいと考えるメーカーや小売業者の数は数えきれないほど存在しており、Alibabaはその出店者から主に収益を得ています。

モール型のECビジネスは、販売に応じた手数料収入を出店者から取るモデルが多いですが、Alibabaも取引に応じた手数料収入が中心なのでしょうか?実は、決算書を見ると、取引に応じた手数料収入よりも、出品者に対しての販促支援による収入の割合が多くなっています。

Alibabaのプラットフォームに出品する企業は数多くいますが、それだけ多くの企業が出品していると競合も多く存在することとなります。そこでAlibabaは、出品者に対して販売促進支援というサービスを提供しており、その見返りとして収入を得ています。

Alibabaの決算数値を確認してみます。モール型のビジネスモデルを展開しているにしては原価率がやや高めな印象を受けます。この原価の内訳には、店舗支援に関するコスト、決済コスト、サーバー、ネットワーク運営費と多岐に渡っており、原価率は毎年約50%前後なっています。一方で、固定費自体はそこまで大きくなく、営業利益率はこの規模にしては非常に高い特徴があります。

Amazonのビジネスモデル

Amazonの売上高の内訳

最後は倉庫運営型のECプラットフォームを展開するAmazonを見ていきます。
まずはAmazonの売上高の内訳を確認していきます。Amazonの売上高の72%を占めるのはオンラインストア事業です。オンラインストア事業の中には自社仕入型とマーケットプレイス型の2つのビジネスモデルが存在します。それぞれの違いについてを解説していきます。

Amazonの2つのビジネスモデル

①自社仕入れ型

オンラインストア事業のうち、自社仕入れ型とは、Amazonが自社で商品を仕入れて、それを消費者に対して販売するビジネスです。
商品を自社で仕入れているため、原価率が比較的大きくなりやすい特徴があります。

②マーケットプレイス型

オンラインストア事業のうち、マーケットプレイス型とは、Amazonのプラットフォーム上に、第三者が出品し、Amazonは出店手数料や取引に応じた手数料を取るビジネスです。こちらはAmazonが自社で商品を仕入れて販売しているわけではないため、比較的収益性が高いビジネスとなります。

このようにAmazonは2つのECビジネスを展開しており、売上高の大部分を占めています。Amazonの決算数値を見ると、売上原価や物流費用といった勘定科目が目立ちます。売上高の半分近くを占める自社仕入型のオンラインストア事業の規模が大きいため、損益計算書にもビジネスの特徴が強く反映されていることがわかります。

最後にまとめです。
今回は、ECプラットフォームというテーマで、各種企業のビジネスモデルを比較しました。
ECプラットフォームと言っても、各社の商流やビジネスモデルは全く違うことが決算数値を見ることによって読み取ることができます。

以上、今回のクイズの正解は、選択肢③がAmazonでした。


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