ライントレードを始める上で、まずはサポートラインやレジスタンスラインをもとにトレードすることだと思います。
【圧倒的に稼ぐ!】水平線の正しい引き方とFXトレード手法を解説
鈴木拓也
水平線の引き方について動画で学ぶ
- 水平線の特徴
- ブレイク後の水平線の機能逆転
- 水平線を使ったトレード手法
水平線の特徴
水平線とは安値と安値、または高値と高値を水平に結んで引ける線のことです。
水平線の2つの種類:レジスタンスラインとサポートライン
現在レートよりも下に引ける安値と安値を結んだ水平線がサポートライン(支持線)、上に引ける高値と高値を結んだ水平線がレジスタンスライン(抵抗線)です。
- サポートライン:安値と安値を結んだ現在レートよりも下の線
- レジスタンスライン:高値と高値を結んだ現在レートよりも上の線
これらの水平線が引けると、 次にレートがその水平線に達した時に反転すると予想できます。
レジスタンスとサポートの役割逆転
一度水平線がブレイクされると、今後は機能が逆転するという特徴があります。
例えば、下図の左側のように、一度レジスタンスラインがブレイクされると、今後はその レジスタンスラインがサポートラインとしての役割を持つ ようになり、レートの下落を下支える支持線の機能を持ちます。
また、右側のように一度サポートラインをブレイクすると、 サポートラインがレジスタンスラインとしての役割を持ち 、レートの上値を抑える抵抗線として機能します。
水平線の重要度は反転回数と時間足で決まる
その中から、 重要度が高い水平線と重要度が低い水平線を見極め、重要度が高い水平線だけを選んでトレードに使うことで、勝率を一気にアップさせることができる のです。
- 反転回数が多い水平線ほど重要度が高い
- 上位足で引ける水平線ほど重要度が高い
例えば、2回しか反転していない水平線と、5回反転している水平線とでは、5回の方が重要な水平線となります。
つまり、今後も反転する可能性が高いですし、仮にブレイクしたとすると、レジサポ転換で再び機能する可能性が高い水平線と認識できます。
また、4時間足で引ける水平線と、5分足で引ける水平線とでは、4時間足の水平線の方がよりたくさんの投資家の意識が集まっているため重要度が高いです。
水平線が機能する大衆心理とは?
水平線に限らず、テクニカル分析のシグナルが機能する理由としては、「 世界中のトレーダーが同じものを見ているため 」という本質的な背景があります。
水平線も同様に、そのライン上で何度も反転していれば、他のトレーダーが「水平線に近づいたら買いを入れよう」と思い、何人も同じような考えのトレーダーがいれば、実際にレートはその水平線付近で反発するのです。
それは、それまで買っていた投資家が損失を抱えてしまうことになりますので、 彼らの損切り注文、加えて新規で売りを仕掛けるトレーダーも参入し、一気にレートが下に急落 します。
これがいわゆる、「水平線のブレイクアウト」と呼ばれるものです。
水平線の正しい引き方
水平線の引き方で注意したいのが、「ローソク足のひげも考慮して引く」ことです。
なぜなら、海外のトレーダーはローソク足以外のバーチャートなどを使っている人も多く、その足の最高値と最安値に注目して線を引くからです。
また、水平線が機能する理由は、世界中のトレーダーが同じ線を引いているからと上記で説明しましたが、ヒゲを考慮しないと、 他の投資家と異なるラインを引いている ことになってしまい全く機能しないかもしれません。
最後に、もう1点注意点ですが、水平線を引く時は、アバウトに考えましょう。
- ひげも考慮して水平線を引く サポートラインとレジスタンスラインとは
- 他の投資家も注目していそうなラインを見つける
- 数pipsの誤差は仕方ないのでアバウト(少し大雑把)に引く
鈴木拓也
水平線を使ったトレード手法
水平線を用いたトレード(理論編)
基本的な戦略としては、 水平線の反発を狙ったエントリーと、水平線のブレイクを確認してのエントリー です。
例えば、ブレイクでエントリーした後に、 (a)すぐに反発し、下落のシグナルはダマしになる可能性 もあります。
加えて、サポートラインをブレイクした瞬間に多くのトレーダーが売りを仕掛けますので 、 (b)しばらくして売ったトレーダーの利益確定の買いにより、元のサポートラインの水準まで戻るケース(リターンムーブ)もよく現れます。
水平線を使った初心者にオススメのトレード手法としては、最初のブレイクでトレード金額の全額を使うのではなく、半額くらいのロットでエントリーし、玉は残しておくのです。
また、リターンムーブの発生もよく起こるパターンなので、リターンムーブ後の第二波だけを狙って取引するのも手堅い手法の一つです。
水平線を用いたトレード(実践編)
まず、買いで入る場合には、レートが水平線に到達し、そこでレートが反発したのを確認してエントリーします。間違っても、水平線に達した瞬間にエントリーをしてはいけません。
そして、売りでのエントリーは、水平線を勢いよく下抜けた瞬間にエントリーをします。ただし、上記でも説明した通り、その後の戻り(リターンムーブ)が起こる可能性もあるので、ここでトレード金額の全額を注ぎ込んでエントリーをするのはややリスクが高いです。
フィボナッチエクスパンションとは?MT4での引き方と使い方
▼クリックで拡大
利益確定の目安として有効なツール
FXの王道的な手法である順張り(トレンドフォロー)では、上昇トレンドであれば買い、下降トレンドであれば売りでエントリーをします。
フィボナッチとは
フィボナッチエクスパンションには「61.8%」「100%」「161.8%」という数値が登場しますが、これはフィボナッチ数列から求められる数値です。
自然界では黄金比として知られており、実際に相場の世界でも それらの水準でトレンドが反転 することがよくあります。
フィボナッチエクスパンションはトレンドの拡大(エクスパンション)を予想するのに対して、フィボナッチリトレースメントはトレンドの戻り・押し(リトレースメント)を予想する点が異なります。
また、主に フィボナッチエクスパンションは利益確定 、 フィボナッチリトレースメントは新規売買 のタイミングを計るのに利用されます。
- リトレースメント:トレンドがどこまで拡大するか予想
- エクスパンション:トレンドがどこで押し目・戻り目を作るか予想
MT4でフィボナッチエクスパンションの引き方
- ステップ1:フィボナッチエクスパンションを選択
- ステップ2:始点から高値までクリックのまま動かす
- ステップ3:押し目(戻り目)を合わせる
ステップ1:フィボナッチエクスパンションを選択
ステップ2:始点から高値までクリックのまま動かす
フィボナッチエクスパンションを選択したら、トレンドの始まりの安値(①)をクリックしマウスをクリックしたまま高値(②)まで動かしてください。
▼クリックで拡大 サポートラインとレジスタンスラインとは
ステップ3:押し目(戻り目)を合わせる
最後に「③押し目の安値」に□マークを合わせましょう。
▼クリックで拡大
▼クリックで拡大
フィボナッチエクスパンションの使い方
- トレンドを認識しエントリーする
- フィボナッチエクスパンションを引く
- 利益確定の目安で分割決済を行う
トレンドを認識しエントリーする
上昇トレンド | 下降トレンド | 横ばい | |
---|---|---|---|
相場環境 | ![]() | ![]() | ![]() |
取引 | 買い | 売り | 様子見 |
まずは、ダウ理論やその他のテクニカル分析で現在がどんなトレンドの状況なのかを分析しましょう。
例えば下図のチャートでは、ダウ理論から高値と安値をそれぞれ切り上げており上昇トレンドと判断でき、上昇トレンドラインが引けるのでライン上で反発したタイミングで買いを狙えます。
▼クリックで拡大
フィボナッチエクスパンションを引く
これにより、現在の上昇トレンドがどこまで続くのか、利益確定の目安を確認することができます。
▼クリックで拡大
利益確定の目安で分割決済を行う
そこで有効な手段が、「61.8%」「100%」「161.8%」のそれぞれで分割決済をする方法です。
▼クリックで拡大
フィボナッチエクスパンションの応用
フィボナッチエクスパンションは、単発で利用するよりも、他のテクニカル分析と組み合わせて使うとより効力が高まります。
例えば、水平線とフィボナッチエクスパンションが重なった箇所では、 サポートラインとレジスタンスラインとは 一層反転する可能性が高いので、一旦全ての利益を確定 するなどの判断ができます。
【必見】ライントレードとは?具体的な取引手法・勝つコツまで紹介!
ライントレードとは、 ラインを引いてそれをもとに投資・トレード判断するトレード法の1つ です。
ラインの種類 | ラインの説明 |
サポートライン | 過去に何度も最安値となった価格帯を結んだ線 |
レジスタンスライン | 過去に何度も最高値となった価格帯を結んだ線 |
三角保ち合い線 | ギザギザの価格を最高値を最安値を結んだ線 |
トレンドライン | トレンドを形成している価格を線で結んだ線 |
初めはラインを自分で引くのは難しいと感じるかもしれませんが、実際はとてもシンプルです。
特に、サポートラインとレジスタンスラインを引くのは非常に簡単で、初めての方でも簡単に引くことができます。
それを引けば、大体の買いでエントリーする価格帯、売りで入るべき価格帯が見えてくると思います。
ラインの種類
先ほど書かせて頂いた通り、ラインの種類は4種類あります。
どのラインも引くのも難しくありませんし、分析するのにそこまで難しいわけではないのでここでマスターしていきましょう。
サポートライン
サポートラインとは…
下値抵抗線といい、価格がそれ以上下落しにくく相場の下支えとなるライン・価格帯のこと。安値の目安となり、そこで跳ね返ったり、突き抜けて下がると大きく下落する可能性があります。
サポートラインとは、
過去に付けた安値で過去に何度もそこから反転して上昇し ていった 価格帯 です。
何度も安値として反転しているポイントで、特に.00や50などのきりの良い価格帯が意識されやすいところになります。
なので、「買い」が集中するポイントとなり、「買い」でエントリーすることが推奨されます。
しかし、市場心理がかなりネガティブな場合は、その下値を突き抜けてさらに下がる場合があります。
その場合は、下落相場の始まりを示唆しており、下落トレンドになることを意味しています。
なので、 短期的にどちら向きのトレンドが形成されるのかを教えてくれるので非常に重要 になります。
レジスタンスライン
レジスタントラインとは…
上値抵抗線ともいい、価格が頭打ちして上昇相場の天井となるライン・価格帯のこと。高値の目安となり、そこで跳ね返って下落する場合や、突き抜けてさらに大きく上昇する可能性があります。
レジスタンスラインは、
上昇相場の頂点となって反転して下落してくる価格帯で、「売り」が集中しやすいポイントとなります。
なぜなら、「買い」で入っている投資家も、抵抗圧力が強く押し下がってくるだろうという思惑をもって利益確定し安いポイントなので、 反転して下落する可能性が高くなります。
しかし、市場環境が非常に良く、ポジティブなサプライズニュースなどがあれば、上に突き抜けて高値更新し、 上昇相場の始まり となったりします。
三角保ち合い線
三角保ち合い線とは…
トライアングルともいい、価格が上下しつつもその変動幅が徐々に小さくなり、収束した後に上下のどちらかに大きく変動する相場となる。大きく変動し始めた方向にポジションをとることで、大きく利益をだすことができます。
価格が長期に渡ってレンジ相場の場合に有効なラインが三角保ち合い線と呼ばれています。
価格が収束するに従って、相場が大きなエネルギーを溜め込んで、最終的に一方向に大きく変動していくことがあるので、
三角保ち合い線は、そのような レンジ相場からの大きなトレンドをうまくつかむための良い指標 となります。
トレンドライン
トレンドラインとは、
トレンドラインは、トレンドを把握するためにとても有効なラインです。
トレンドラインには2種類あり、
安値同士を結んだ線が右肩上がりのトレンドを上昇トレンドライン、
高値同士を結んだ線が右肩下がりのトレンドを下降トレンドラインと呼びます。
このトレンドラインは、トレンドを把握する上でも役立ちますし、価格がその線にぶつかった時の反発ポイントを知る方法にもなります。
抵抗線:上がっていた価格が反発して短期的に下がるポイントになる。
支持線:下がっていた価格が反発して短期的に上がるポイントになる。
この様にして、 長期的にはトレンドラインの方向にポジションをとり、トレンドラインにぶつかる時には短期的にトレンドラインとは逆にポジションをとる とうまく利益をだすことができます。
しかし、トレンドもいつまでも続くわけではないので、その トレンドラインに沿うように推移するのか 、それとも トレンドラインをブレイクして、新たなトレンドを形成するのか を常に見極めることが重要になります。
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▼テクニカル分析については以下の記事をご一読ください!
ラインの引き方
ラインの引き方を紹介していこうと思います。
これはダウジョーンズインデックス(DJI)のチャートです。
(Yahoo!financeより引用)
さらに、直近では大きな上昇トレンドが形成されていると分かりますので、トレンドラインの支持線を引くことができると思いますので、引いてみます。
(Yahoo!financeより引用)
次に、高値を結んでいくと三角保ち合い線として引くことができますね。
(Yahoo!financeより引用)
(Yahoo!financeより引用)
少し先っぽの方が微妙にはなりますが、上昇のトレンドラインとして読み取ることもできます。
しかし、三角保ち合い線も下の支持線にぶつかることなく上がろうとしていますので、この場合はどちらにせよ上がるという風に判断することはできますが、 ラインは同じチャートでも複数通りに引くこともできます 。
ライントレードで勝つ手法
勝つにはいくつかの重要なポイントがあるので、それをここでおさえておきましょう。
サポートライン・レジスタンスラインからの反発を狙う
まず、一つ目に「サポートライン・レジスタンスラインからの反発を狙う」ことです。
過去に何度も反発している箇所ですので、よほどインパクトの強い情報やファンダメンタルズが無い限りは、簡単には超えられることはありません。
なので、 サポートラインやレジスタンスラインをチャートに引いて、それにぶつかった時に反発するように賭ければ、うまく稼ぐことができる と思います。
三角保ち合い線からの暴騰・暴落を狙う
次に「三角保ち合い線からの暴騰。暴落を狙う」ということです。
先ほど、三角保ち合い線が形成される時は、価格推移はレンジ相場を形成していますが、徐々にその上下の幅が縮まり、最終的に大きなエネルギーを放つように大きなトレンドを形成されやすくなります。
まずは、レンジ相場を見つけたら三角保ち合い線を引けるようなレンジ相場になっているか確認してみましょう!
トレンドラインに沿ったトレード
最後に「トレンドラインに沿ったトレード」をすることです。
トレンドラインは、大きなトレンドを形成している時に引くことができるラインしたよね。
どこでそのポジションを取るのかと言うと、 そのトレンドラインにぶつかった時 だと思います。
より正確に言うと、 そのトレンドラインにぶつかって跳ね返ったのを確認してからエントリーすることが大事 です。
突き抜けて逆行する場合があるので、跳ね返ったのを確認してからエントリーするようにしましょう!
【当サイト限定】
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ライントレードのコツ
最後に、ライントレードのコツを紹介していこうと思います。
チャートを形として見る
まずは、うまくラインを引ける箇所を見つけるためには、「チャートを形として見る」ことが重要になります。
形としてみることで、サポートライン・レジスタンスラインは当然、三角保ち合い線を引けるような箇所を簡単に見つけることができるようになります。
まずはサポート・レジスタンスラインでトレード
ライントレードを始める上で、まずはサポートラインやレジスタンスラインをもとにトレードすることだと思います。
なぜなら、サポートラインやレジスタントラインは引くのが簡単なので、それを判断材料にしてトレードするのも比較的簡単になるからです。
サポートラインやレジスタンスラインはシンプルな故に、 引くのも簡単ですし複雑なことを考えなくて良いので初めての方でもトレードしやすい と思います。
慣れてきたら複数のラインで分析
そして、慣れてきたら複数のラインで分析していきましょう!
先ほどのダウジョーンズインデックスのチャートの様に、三角保ち合い線も引ければトレンドラインも引ける場合もあります。
ラインは人によって違うように引けたりするので、 客観的な分析が難しいトレード方法ではあります サポートラインとレジスタンスラインとは が、色々なラインを引いていくことで、総合的な判断ができるのが良いというところもあります。
なので、少なくとも2、3通りくらいはラインを引いて、できるだけ分析の正確さを追い求めていきましょう!
ライントレードにおすすめなFX会社

おすすめ度 | ![]() |
---|---|
使いやすさ | A |
安全性 | A |
スワップポイント(ドル円) | 70~80円 |
スプレッド | 0.3銭(原則固定) |
FXをするならLIGHTFXが一番おすすめ。
LIGHT FXは現在、スプレッド縮小やスワップポイントキャンペーン、キャッシュバックキャンペーンなどなど、キャンペーンが充実しています。
現在、 ドル円のスプレッドが0.1銭 、 ユーロ円が0.4銭と大幅に縮小 されています。
また、メキシコペソ円や南アフリカランド円のスワップポイントも多くなっています。
また、通常の口座開設と新規取引のキャッシュバックキャンペーンやポンドの取引でキャッシュバックされるなど、キャッシュバックキャンペーンも充実しています。
【圧倒的に稼ぐ!】水平線の正しい引き方とFXトレード手法を解説
鈴木拓也
水平線の引き方について動画で学ぶ
- 水平線の特徴
- ブレイク後の水平線の機能逆転
- 水平線を使ったトレード手法
水平線の特徴
水平線とは安値と安値、または高値と高値を水平に結んで引ける線のことです。
水平線の2つの種類:レジスタンスラインとサポートライン
現在レートよりも下に引ける安値と安値を結んだ水平線がサポートライン(支持線)、上に引ける高値と高値を結んだ水平線がレジスタンスライン(抵抗線)です。
- サポートライン:安値と安値を結んだ現在レートよりも下の線
- レジスタンスライン:高値と高値を結んだ現在レートよりも上の線
これらの水平線が引けると、 次にレートがその水平線に達した時に反転すると予想できます。
レジスタンスとサポートの役割逆転
一度水平線がブレイクされると、今後は機能が逆転するという特徴があります。
例えば、下図の左側のように、一度レジスタンスラインがブレイクされると、今後はその レジスタンスラインがサポートラインとしての役割を持つ ようになり、レートの下落を下支える支持線の機能を持ちます。
また、右側のように一度サポートラインをブレイクすると、 サポートラインがレジスタンスラインとしての役割を持ち サポートラインとレジスタンスラインとは 、レートの上値を抑える抵抗線として機能します。
水平線の重要度は反転回数と時間足で決まる
その中から、 重要度が高い水平線と重要度が低い水平線を見極め、重要度が高い水平線だけを選んでトレードに使うことで、勝率を一気にアップさせることができる のです。
- 反転回数が多い水平線ほど重要度が高い
- 上位足で引ける水平線ほど重要度が高い
例えば、2回しか反転していない水平線と、5回反転している水平線とでは、5回の方が重要な水平線となります。
つまり、今後も反転する可能性が高いですし、仮にブレイクしたとすると、レジサポ転換で再び機能する可能性が高い水平線と認識できます。
また、4時間足で引ける水平線と、5分足で引ける水平線とでは、4時間足の水平線の方がよりたくさんの投資家の意識が集まっているため重要度が高いです。
水平線が機能する大衆心理とは?
水平線に限らず、テクニカル分析のシグナルが機能する理由としては、「 世界中のトレーダーが同じものを見ているため 」という本質的な背景があります。
水平線も同様に、そのライン上で何度も反転していれば、他のトレーダーが「水平線に近づいたら買いを入れよう」と思い、何人も同じような考えのトレーダーがいれば、実際にレートはその水平線付近で反発するのです。
それは、それまで買っていた投資家が損失を抱えてしまうことになりますので、 彼らの損切り注文、加えて新規で売りを仕掛けるトレーダーも参入し、一気にレートが下に急落 します。
これがいわゆる、「水平線のブレイクアウト」と呼ばれるものです。
水平線の正しい引き方
水平線の引き方で注意したいのが、「ローソク足のひげも考慮して引く」ことです。
なぜなら、海外のトレーダーはローソク足以外のバーチャートなどを使っている人も多く、その足の最高値と最安値に注目して線を引くからです。
また、水平線が機能する理由は、世界中のトレーダーが同じ線を引いているからと上記で説明しましたが、ヒゲを考慮しないと、 他の投資家と異なるラインを引いている ことになってしまい全く機能しないかもしれません。
最後に、もう1点注意点ですが、水平線を引く時は、アバウトに考えましょう。
- ひげも考慮して水平線を引く
- 他の投資家も注目していそうなラインを見つける
- 数pipsの誤差は仕方ないのでアバウト(少し大雑把)に引く
鈴木拓也
水平線を使ったトレード手法
水平線を用いたトレード(理論編)
基本的な戦略としては、 水平線の反発を狙ったエントリーと、水平線のブレイクを確認してのエントリー です。
例えば、ブレイクでエントリーした後に、 (a)すぐに反発し、下落のシグナルはダマしになる可能性 もあります。
加えて、サポートラインをブレイクした瞬間に多くのトレーダーが売りを仕掛けますので 、 (b)しばらくして売ったトレーダーの利益確定の買いにより、元のサポートラインの水準まで戻るケース(リターンムーブ)もよく現れます。
水平線を使った初心者にオススメのトレード手法としては、最初のブレイクでトレード金額の全額を使うのではなく、半額くらいのロットでエントリーし、玉は残しておくのです。
また、リターンムーブの発生もよく起こるパターンなので、リターンムーブ後の第二波だけを狙って取引するのも手堅い手法の一つです。
水平線を用いたトレード(実践編)
まず、買いで入る場合には、レートが水平線に到達し、そこでレートが反発したのを確認してエントリーします。間違っても、水平線に達した瞬間にエントリーをしてはいけません。
そして、売りでのエントリーは、水平線を勢いよく下抜けた瞬間にエントリーをします。ただし、上記でも説明した通り、その後の戻り(リターンムーブ)が起こる可能性もあるので、ここでトレード金額の全額を注ぎ込んでエントリーをするのはややリスクが高いです。
【必見】ライントレードとは?具体的な取引手法・勝つコツまで紹介!
ライントレードとは、 ラインを引いてそれをもとに投資・トレード判断するトレード法の1つ です。
ラインの種類 | ラインの説明 |
サポートライン | 過去に何度も最安値となった価格帯を結んだ線 |
レジスタンスライン | 過去に何度も最高値となった価格帯を結んだ線 |
三角保ち合い線 | ギザギザの価格を最高値を最安値を結んだ線 |
トレンドライン | トレンドを形成している価格を線で結んだ線 |
初めはラインを自分で引くのは難しいと感じるかもしれませんが、実際はとてもシンプルです。
特に、サポートラインとレジスタンスラインを引くのは非常に簡単で、初めての方でも簡単に引くことができます。
それを引けば、大体の買いでエントリーする価格帯、売りで入るべき価格帯が見えてくると思います。
ラインの種類
先ほど書かせて頂いた通り、ラインの種類は4種類あります。
どのラインも引くのも難しくありませんし、分析するのにそこまで難しいわけではないのでここでマスターしていきましょう。
サポートライン
サポートラインとは…
下値抵抗線といい、価格がそれ以上下落しにくく相場の下支えとなるライン・価格帯のこと。安値の目安となり、そこで跳ね返ったり、突き抜けて下がると大きく下落する可能性があります。
サポートラインとは、
過去に付けた安値で過去に何度もそこから反転して上昇し ていった 価格帯 です。
何度も安値として反転しているポイントで、特に.00や50などのきりの良い価格帯が意識されやすいところになります。
なので、「買い」が集中するポイントとなり、「買い」でエントリーすることが推奨されます。
しかし、市場心理がかなりネガティブな場合は、その下値を突き抜けてさらに下がる場合があります。
その場合は、下落相場の始まりを示唆しており、下落トレンドになることを意味しています。
なので、 短期的にどちら向きのトレンドが形成されるのかを教えてくれるので非常に重要 になります。
レジスタンスライン
レジスタントラインとは…
上値抵抗線ともいい、価格が頭打ちして上昇相場の天井となるライン・価格帯のこと。高値の目安となり、そこで跳ね返って下落する場合や、突き抜けてさらに大きく上昇する可能性があります。
レジスタンスラインは、
上昇相場の頂点となって反転して下落してくる価格帯で、「売り」が集中しやすいポイントとなります。
なぜなら、「買い」で入っている投資家も、抵抗圧力が強く押し下がってくるだろうという思惑をもって利益確定し安いポイントなので、 反転して下落する可能性が高くなります。
しかし、市場環境が非常に良く、ポジティブなサプライズニュースなどがあれば、上に突き抜けて高値更新し、 上昇相場の始まり となったりします。
三角保ち合い線
三角保ち合い線とは…
トライアングルともいい、価格が上下しつつもその変動幅が徐々に小さくなり、収束した後に上下のどちらかに大きく変動する相場となる。大きく変動し始めた方向にポジションをとることで、大きく利益をだすことができます。
価格が長期に渡ってレンジ相場の場合に有効なラインが三角保ち合い線と呼ばれています。
価格が収束するに従って、相場が大きなエネルギーを溜め込んで、最終的に一方向に大きく変動していくことがあるので、
三角保ち合い線は、そのような レンジ相場からの大きなトレンドをうまくつかむための良い指標 となります。
トレンドライン
トレンドラインとは、
トレンドラインは、トレンドを把握するためにとても有効なラインです。
トレンドラインには2種類あり、
安値同士を結んだ線が右肩上がりのトレンドを上昇トレンドライン、
高値同士を結んだ線が右肩下がりのトレンドを下降トレンドラインと呼びます。
このトレンドラインは、トレンドを把握する上でも役立ちますし、価格がその線にぶつかった時の反発ポイントを知る方法にもなります。
抵抗線:上がっていた価格が反発して短期的に下がるポイントになる。
支持線:下がっていた価格が反発して短期的に上がるポイントになる。
この様にして、 長期的にはトレンドラインの方向にポジションをとり、トレンドラインにぶつかる時には短期的にトレンドラインとは逆にポジションをとる とうまく利益をだすことができます。
しかし、トレンドもいつまでも続くわけではないので、その トレンドラインに沿うように推移するのか 、それとも トレンドラインをブレイクして、新たなトレンドを形成するのか を常に見極めることが重要になります。
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ラインの引き方
ラインの引き方を紹介していこうと思います。
これはダウジョーンズインデックス(DJI)のチャートです。
(Yahoo!financeより引用)
さらに、直近では大きな上昇トレンドが形成されていると分かりますので、トレンドラインの支持線を引くことができると思いますので、引いてみます。
(Yahoo!financeより引用)
次に、高値を結んでいくと三角保ち合い線として引くことができますね。
(Yahoo!financeより引用)
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少し先っぽの方が微妙にはなりますが、上昇のトレンドラインとして読み取ることもできます。
しかし、三角保ち合い線も下の支持線にぶつかることなく上がろうとしていますので、この場合はどちらにせよ上がるという風に判断することはできますが、 ラインは同じチャートでも複数通りに引くこともできます 。
ライントレードで勝つ手法
勝つにはいくつかの重要なポイントがあるので、それをここでおさえておきましょう。
サポートライン・レジスタンスラインからの反発を狙う
まず、一つ目に「サポートライン・レジスタンスラインからの反発を狙う」ことです。
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なので、 サポートラインやレジスタンスラインをチャートに引いて、それにぶつかった時に反発するように賭ければ、うまく稼ぐことができる と思います。
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次に「三角保ち合い線からの暴騰。暴落を狙う」ということです。
先ほど、三角保ち合い線が形成される時は、価格推移はレンジ相場を形成していますが、徐々にその上下の幅が縮まり、最終的に大きなエネルギーを放つように大きなトレンドを形成されやすくなります。
まずは、レンジ相場を見つけたら三角保ち合い線を引けるようなレンジ相場になっているか確認してみましょう!
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最後に「トレンドラインに沿ったトレード」をすることです。
トレンドラインは、大きなトレンドを形成している時に引くことができるラインしたよね。
どこでそのポジションを取るのかと言うと、 そのトレンドラインにぶつかった時 サポートラインとレジスタンスラインとは だと思います。
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ライントレードのコツ
最後に、ライントレードのコツを紹介していこうと思います。
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まずは、うまくラインを引ける箇所を見つけるためには、「チャートを形として見る」ことが重要になります。
形としてみることで、サポートライン・レジスタンスラインは当然、三角保ち合い線を引けるような箇所を簡単に見つけることができるようになります。
まずはサポート・レジスタンスラインでトレード
ライントレードを始める上で、まずはサポートラインやレジスタンスラインをもとにトレードすることだと思います。
なぜなら、サポートラインやレジスタントラインは引くのが簡単なので、それを判断材料にしてトレードするのも比較的簡単になるからです。
サポートラインやレジスタンスラインはシンプルな故に、 引くのも簡単ですし複雑なことを考えなくて良いので初めての方でもトレードしやすい と思います。
慣れてきたら複数のラインで分析
そして、慣れてきたら複数のラインで分析していきましょう!
先ほどのダウジョーンズインデックスのチャートの様に、三角保ち合い線も引ければトレンドラインも引ける場合もあります。
ラインは人によって違うように引けたりするので、 客観的な分析が難しいトレード方法ではあります が、色々なラインを引いていくことで、総合的な判断ができるのが良いというところもあります。
なので、少なくとも2、3通りくらいはラインを引いて、できるだけ分析の正確さを追い求めていきましょう!
ライントレードにおすすめなFX会社

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安全性 | A |
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